優しくなるための考え方
7がつから3ヶ月間、論理的思考(クリティカルシンキング)というものを外部研修で学んだ。
授業は土曜日の14時から17時の3時間、隔週だからぜんぶで6回。
パッと見、なんた6回だけか〜と思うかもしれないけれど、授業の前の予習課題、授業、授業が終われば振り返り課題、また予習課題、、、と一生課題に追われている(笑)
2週間を1区切りと考えると、私は考える力がなかったから5時間~10時間くらいは費やしたんじゃないかな。1番大きなレポートがある週は、20時間は軽く超えてたと思う(笑)
そんなそんなハードな3ヶ月を乗り越えていま思うことは、とりあえず受けてよかった!
初めは上司に受けろと言われたから受けたという動機で、1回目の授業なんて全然ついていけなくて、もう辞めたいって思うほどだった。
内容はだんだん難しくなっていくから、ついていけたかといえば、そんなことなかったし、相変わらず課題は多いし辞めたいと何回も思った。
だけど、授業が始まれば新しいことを学べて、グループワークでみんなで考えて、毎回新しい人と出会えてとても有意義だった。
うちのクラスは仲が良くて、全員が課題を出して、とても活発なクラスだったらしい。会社も年齢もみんな違うから、同僚でも友達でもなく不思議な関係。またみんなで集まろうね!とLINEグループ作ったりもした。
そんなみんなと波に乗りながらなんとかここまでこれたし、逃げ出さなかった自分を褒めたい(笑)
色んなことを学んだ中で、個人的に1番心に残っているのが、先生が今日の授業の最後に言っていた「クリティカルシンキングは、優しくなるためのテクニック」という言葉。この言葉に心を打たれて、忘れられない。
論理的思考力って、どうしても相手を説得するためにとか、相手を打ち負かすためにって思いがちだけど、そうじゃなかった。
一言で言えば、相手の立場で考えて、伝えること。
相手がどうしたら理解しやすいか、納得した上で動いてくれるか。他にも色々あるけれど、論理的思考力はどんな人とでも働けるようになるために、必要なものなのかな〜と感じている。
相手の立場で考えるっていうのが難しいんだけど、これからの課題かな。まだまだ試行錯誤を続けながら、頑張りたい。
そして、やっぱり論理的思考力といえど、最後はやっぱり相手の気持ちを考えることなんだなぁと思った。論理を組み立てて正論を言うことだけでは、相手は納得してくれない。
相手の立場で論理を組み立てつつ、相手がどんな気持ちになるのかを考えた上で伝えることが、本当の論理的思考力なのかなぁとおもう。論理的な部分と情緒的な部分を両立できたらいいのかな。
明日から課題も無くて、振り返りもしなくていいのかと思うと寂しいけれど、自分にも周りの人にも優しくなるために、論理的思考力をレベルアップできるように日々頑張りたいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?