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強くなるためには長い時間かけて準備をしなければいけない。最低でも5年頑張らなければいけないよ(ハイレ・ゲブレシラシエ)月間1000キロ走り続ける日本式マラソントレーニングは5年以上継続できますか? 2021クイーンズ駅伝を見て
日本マラソン界よ今こそ世界に学べ 今日は21年のクィーンズ駅伝でした。何というか私の予想の一番悪いレースとなってしまいました。 その日の朝、たまたま見たエリウド・キプチョゲらのNNランニングの動画を見て私は何か温かい気持ちになっていました。 こちらの動画ではロンドン五輪、13年モスクワ世界陸上金メダルのスティーブン・キプロティッチがこのように語っていました。 (皇帝)ハイレは僕に言ったんだ(2007年)。 ・強くなるためには長い時間かけて準備をしなければいけない。最低で
Polarization(両極端)型トレーニングの紹介 陸上競技マガジン11月号 吉岡利貢環太平洋大学コーチの長距離講座の記事を深めてみた。
1Polarization(両極端)型トレーニングの紹介 豪州スチュアート・マクスウェン(Stewart McSweyn)のトレーニングをもとに陸上競技マガジン今月(2021年11月)号で吉岡利貢環太平洋大学コーチから最新のトレーニング理論として、Polarization(両極端)型トレーニングが紹介されていました。 こちらの論文の紹介だったのですが、一言で言うと世界トップ選手の最新のトレーニングは、従前のピラミッド型ではなく、大半のEASY RUNとその真反対のかなり負荷
最近はやりつつある30キロ変化走(2kレースペース⇔1k30秒遅く)+30秒の理由「吉田祐也がやっているから」ってちゃうやろ!(緊急寄稿「変化走や進化した30キロ走を考える」)
はじめに 今月(2021年9月)22日発売のクリールで新しい30キロ走として変化走が紹介されていました。私もこれまで大いに影響を受けているランバディの伊藤嗣朗さん、ニッポンランナーズの斎藤太郎さんらか寄稿しています。 伊藤さんは「レースペースより30秒遅いペース1km⇔レースペース(102%)2k」の30キロ変化走を、斎藤さんはレースペースから+30~45秒とレースペースを繰り返す30キロ変化走を紹介しています。 率直な話、 ・サブ3・・・(2キロ4:15⇔1キロ4:4
9.98スポーツ教室「マラソン普及教室(第1回R2.12.19)」講師:森川賢一氏(ヤマダホールディングス女子陸上競技部監督)の概要
皆さん、こんにちは。先週、福井陸協主催の9.98スポーツ教室、ヤマダホールディングス女子陸上競技部森川賢一監督の講演を受講してきました。内容が自分が正しいと考えていた練習を比較してあまりに衝撃的な内容(頑張らなくてよい)であり、中学、高校で陸上をやっている子を含め大変参考になる内容だったのでまとめてみました。 1 仲間のを作ろう!応援しあいながらみんなで強くなろう!①マラソン練習をしていく上で仲間を作ろう! ・ヤマダ電機の選手が全員同じ練習を行う。走力によって走る時間、距