娘が両手にものを持つ理由
娘は家の中でも寝るときもとにかく何かを握っている。私が作った紙製のおもちゃや、カードが入った小さな小箱、キッチンペーパーの芯など。
片手に一個ずつ、似た物を両手に持つのである。
試しに片方貸してと言うと三秒くらいしか貸してくれない。
一方で、何も持っていない時もある。散歩のときや一緒に教育番組を見るときなど、手ぶらでも泣き出したり騒いだりすることはない。
よって厳密には、「何かものを持つ時は両手でなくては落ち着かない」と言う心理状態だろうか。
なぜ落ち着かない?
最近私はありとあらゆることを模倣の理論に従って分析するのが面白いので、やってみた。こう言うのをなんちゃらの一つ覚えと言うらしい。
こんなつぶやきを以前に投稿したが、娘は「私の行動の裏にある意図を読んだ」と仮定すると、私が無意識に意図していることを読まれた可能性が高い。
とすると、私自身が何かを持つ時に両手を使っていることが多いと言うことになる。
うーむ。あー、思い当たる節がある。
使用済みの食器を片付けるときや、ゴミ捨てのとき、娘のおもちゃを運ぶときなどなど。確かに作業をするときに両手を使うことは多い。単純に早く作業を終わらせたいからである。
その意図を真似ているとしたら、ちょっとせっかちな、効率重視な性格になるかもしれない。
まあ、それ自体は悪ではないので、特に変える必要はないのだが、転倒した時に両手がふさがっていると上手く受け身を取れないし、階段の昇り降りの時にバランスを崩しやすい。安全面の配慮は覚えて欲しい。
教訓としては娘の前では、
・どうせならかなり効率重視な行動を心がけること。
・行き過ぎた効率化で安全性を損なわないこと。
であろうか。
なんと、、、面白みのない教訓であろうか。
まあ、書いてみると当たり前なのだが、日常生活の行動全てに行き届いているかと言われると怪しい。ちょっと改善の余地ありである。
規則でガチガチにがんじがらめになると動きづらいが、娘には行動のみならず意図まで読まれている前提でいたいと思う。