世界の国章、州章、紋章、その他の旗に登場する動物
序章.はじめに
どうも!初めましての方は初めまして。たんたどです。早速ですが、自己紹介と親記事は以下です。特に読んでいただきたいのは前者です。そしてこの記事は現在、作りかけを極めたものです。
上記記事の「その他、気づいたこと、覚えておきたいことのメモ。重複確認済み。本からの引用も含む。」で国章に登場する鳥類について文献やWikipediaで調査しているので、この記事はその延長線です。
ちなみに、親記事から世界遺産要素を抜いて、ギャグ要素をほんの僅かながら増やした感じです。
注意点
・想像上の生き物が含まれます。
・細かな動物の分類および国章を再掲するかは私の感覚です。ですので、お求めの動物が見つからない場合、その動物の種族名(バッファローであれば、牛、アメリカバイソン)でページ内検索をしてみてください。
・広義の生き物として人間も含む場合、記事を作成したので下記をどうぞ。
・動物の名前やその他に馴染みがないと私が判断した場合、そこにも下線、つまりWikipededia等に繋がるリンクを付与しております。
・下線が引かれていないものは、親記事で紹介済みですのでそちらをご参照ください。探す際、Windowsでご閲覧になっている場合はCtrl+fのページ内検索が便利です。
・動物の種類及び、ライオンとワシがとにかく多いので、更新は気長にお待ち下さい。
・動物名と国名はどちらも五十音順です。
・当たり前のように単語を出すSVGはファイルの種類で、Scalable Vector Graphicsの略です。
・画像をご参照ください。単語を出します。
第1章.本題
1.1 アヒル
・オランダのディーメン(Diemen)地域
この本に名前だけ載っていたので、気合と根性で探し出しました。地域の旗です。
1.1.1 ディーメン地域(オランダ)
旗は図2です。
1発目から苦戦しました。次は198カ国内の国章なのでこれに比べれば難度は1割ほどになります。位置は後付ですので図2(1)です。
1.2 アルマジロ
・グレナダ
アルマジロを国章に使っている国があるなんて!
1.2.1 グレナダ
国章は図4です。
サポーターの左にアルマジロです。
数ある国章の中で2匹以上描かれていても1種類のみの動物は珍しくないどころか、あるあるあるあるアルマジロなのです。あってあってありまくります。何なら半分以上を占めます。次も同様です。
1.3 イルカ🐬
・ルーマニア
ルーマニア以外に、イルカ、いるかー🐬?
1.3.1 ルーマニア
国章は図5です。
黄色いイルカが盾の中の盾(インエスカッシャン)の下部におります。
イルカ、いたか!
次はダジャレを作ろうと思えばいくらでも作れる動物です。
1.4 ウエムル(チリ鹿)
・チリ
チリシカいません。
1.4.1 チリ
国章は図6です。
サポーターの左にウエムル(Huemul)です。
次は牛なのでゆっくり目に行きましょう、場合により反芻(復習)も推奨します。
1.5 牛🐮
・インド
・インドネシア
・ウルグアイ
・ニジェール
・ボツワナ
・マダガスカル
・ルーマニア
牛歩よりは速く紹介してまいります。
1.5.1 インド
国章は図7です。
赤い四角で囲ったものが、牛です。
1.5.2 インドネシア
国章は図8です。
盾本体と牛のみが描かれているものは後付です。調査したら、ありました。
1.5.3 ウルグアイ
国章は図9です。
水色の楕円で囲ったものが、牛です。
1.5.4 ニジェール
国章は図10です。
分かりやすくチャージとして描かれているのが、牛です。
1.5.5 ボツワナ
国章は図11です。
チャージ下部におります。
1.5.6 マダガスカル
国章は図12です。
親記事のアンドラの国旗でも申し上げましたが、レッドブルですね。
1.5.7 ルーマニア
国章は図5をご参照ください。
インエスカッシャンの右上に黒い牛が描かれております。
必要であれば反芻(復習)してください。焦らずゆっくりと。
次は馬車馬のように一生懸命解説致します。
1.6 馬🐴
・インド
・ウルグアイ
・カザフスタン
・ジョージア
・トルクメニスタン
・ナイジェリア
・ブルキナファソ
・モンゴル
・リトアニア
・ロシア
駿馬よりは遅く、時間をかけて解説してまいります。
1.6.1 インド
国章は図13です。
赤い四角で囲ったものが、馬です。
1.6.2 ウルグアイ
国章は図9をご参照ください。
牛の左にいるのが馬です。
1.6.3 カザフスタン
国章は図14です。
サポーターは2頭の翼と角を持つ馬です。
1.6.4 ジョージア
国章は図15です。
親記事でも名前はご紹介致しておりますが、聖ゲオルギウスが乗っているのが馬です。
1.6.5 トルクメニスタン
国章は図16です。
中央に分かりやすくおります。トルクメン馬というようです。
1.6.6 ナイジェリア
国章は図17です。
サポーターに2頭の白馬です。
1.6.7 ブルキナファソ
国章は図18です。
上記のナイジェリアと同じく、サポーターに2頭の白馬です。
1.6.8 モンゴル
国章は図19です。
主権を表す風の中を走る馬、ヒーモリ(хийморь, Khiimori)の中に親記事で触れたソヨンボが描かれております。馬が図形だけで描かれているようにも見えます。
1.6.9 リトアニア
国章は図20です。
騎士が乗っているのが馬です。
1.6.10 ロシア
国章は図21です。
1.6.4でも触れた聖ゲオルギウスが乗っているのが馬です。
馬並みのスピードについてこられましたでしょうか?
これまではよく聞く動物でしたが、次はどうでしょう?
1.7 ウミツバメ(海燕)
・クック諸島
ご存じの方は比較的少ないのでは?と思うような鳥です。ツバメの仲間ではありません。
1.7.1 クック諸島
国章は図22です。
サポーターの右です。Wikipediaですと国章自体のページは日本語版はなく、英版やその他の言語に限られますので、文献と照らし合わせました。結果、英版ではWhite tern(シロアジサシ)と表記されているのに対し、文献では項目の名前通りウミツバメでした。私は文献の情報を優先します。これがシロアジサシとウミツバメの違いです。ちなみにスペルは存じませんが、このウミツバメはカカイアと呼ばれるそうです。
ウミツバメ、フォルムがハチドリにも似ていますね。
次の鳥は、動物園でみたこともある方もいらっしゃるのでは?
1.8 エミュー
・オーストラリア
飛べない鳥として有名です。漢字で書くと、「鴯鶓」で、記事はこちらです。スペルはemuと、シンプルです。
1.8.1 オーストラリア
国章は図23です。
サポーターの右が、エミューです。
次はどうでしょう?私は大量にいるワシとは区別しました。
1.9 オウギワシ
・パナマ
まずはこの動画をどうぞ。
翼を広げたら2mという、とても大きなワシです。様々な哺乳類、爬虫類、鳥類、両生類を捕獲対象としております。唯一の天敵は、人間です。もちろん中南米を中心とした熱帯林に生息しており、生息する面積が減ってきているという面でも敵なのですが、密猟者を敵として認識しておらず、簡単に狩られるそうです。
1.9.1 パナマ(国鳥)
国章は図24です。
国鳥のオウギワシが、PRO MUNDI BENEFICIO(世界の利益のために)と描かれた白い帯を咥えております。パナマなので、この国の公用語のスペイン語と思っていたらまさかのラテン語でした。DeepLにかけたらイタリア語と誤認されました😅
オウギワシ、如何だったでしょうか?私は優れた飛翔能力、巨大な鉤爪、圧倒的な攻撃力が特徴の鳥と感じました。次の動物は至って平和、狩る側ではなく狩られたり、捕獲される側の鳥です。
1.10 オウム
・サントメ・プリンシペ
鸚鵡(オウム)と鸚哥(インコ)です。少なくともGoogle日本語入力ではこう変換されます。ペットショップ、各地の動物園で見られるのではないでしょうか。双方、人の声などを上手に(条件にもよるとは思いますが)真似することが出来ます。何しろ、オウム返しという言葉があるくらいですので。インコ返しはないですが。他に鳴き真似が上手い鳥として思いつくのは九官鳥です。
・サントメ・プリンシペ(国鳥?)
国章は図25です。
サポーターの右がオウムですが、この国の国鳥はヨウムです。私はこのページなどを元に国鳥判定をしているのですが、各国の海外県まで表記されているにも関わらず、それらを除いてカウントしたら98カ国しかありませんでした。また、下記リンクでヨウムとオウムの違いについて詳しく述べられていますが、それでも私は国鳥と断言できかねます。ちなみに、一部文献では双方の鳥が鳩と表記されています😅
この記事では初めてですが、国鳥表記をするのに迷いました。すべての国に国鳥やその他は登録されているのでしょうか?全部、知りたいです。
さて次は、またまた捕獲対象の草食動物です。次に鳥類が出てくるのはちょっと後になります。
1.11 オリックス
・ナミビア
オリックスが何かと聞かれるとなかなか説明に困るので、少々知識をつけて解説いたしますと、アフリカ南部にいる長い角が生えた牛の仲間の草食動物です。天敵はライオンやハイエナなどです。人間に利用されるとすると、角は工芸品に、肉は食用にもされます。
1.11.1 ナミビア
国章は図26です。
双方のサポーターがオリックスです。
ウミツバメ、エミュー、オウギワシ、オウム、この項目のオリックスと、一つの国の国章にしか描かれていない動物が続きましたが、次は3カ国あります。オリックスの肉を食べたことがある人は非常に少ないと存じますが、少なくとも次項目の貝類が好き、という方はいらっしゃるのでは?残念ながら日本で馴染みの深い貝、例えばアサリ、牡蠣、サザエ、シジミ、寿司屋でよく見るツブ貝やホタテは出てきません。
1.12 貝類
・ツバル
・バハマ
・マーシャル諸島
まず貝の定義から解説いたしますと、殻で体を包んでいる仲間やその殻を言い、 生物学的には軟体動物の仲間です。現在世界では108,000種、日本では7,000種ほどが知られています。
1.12.1 ツバル(ホラ貝)
国章は図27です。
盾の黄色い帯に、まだら模様のホラ貝が見て取れます。緑色の昆布のようなものはバナナの葉です。
1.12.2 バハマ
国章は図28です。
クレストに巻き貝です。巻き貝と言っても海岸で拾える小さなものからサザエ、前述のツバルの巻き貝、他に有名なものはホシダカラガイ、ホネガイ、その他大量にありますので、何の巻き貝かは残念ながら文献では特定不能でした。しかし縮尺となると、かなりの大きさと見て取れます。もしかして、世界最大の巻き貝の、アラフラオオニシでしょうか?生息範囲が違いますが。その名の通りアラフラ海で採れ、バハマの首都ナッソーとは図29で示したくらいの距離があります。海の中心は決められないので、参考値ではあります。
1.12.3 マーシャル諸島
国章は図30です。
どこに貝があるのか一見分からない国章ではあります。ですので、少し印をつけて分かりやすく致します。図31です。
赤い楕円で囲ったものが2つありますが、文献でも図解はされていないので断定は出来かねます。おそらく左の楕円と思うのですが、オオジャコガイで作った打ち棒とありました。打ち棒は、そのままの定義に従えば麺類を伸ばすときに使う棒を指します。そしてピンクの底部にある四角ですが、とても貝殻で作られているとは思えないのですが、貝殻で作られた海図とあります。抽象画のような国章です。
さて、貝類が終わりました。この後は、1カ国だったり、2カ国以上だったりします。
まだまだ更新中!
今後のリスト
アニメによくある予告編みたいなものを挙げるとすれば、箇条書きですが以下のようになります。
・カエル🐸(ドミニカ国)
・カジキ(セーシェル、バハマ)
・カメ🐢(セーシェル、ソロモン諸島)
・カラス(マン島の紋章)
・ガルダ(インドネシア、タイ、ヒンドゥー教の神話に登場する神鳥)
・カンガルー🦘(オーストラリア)
・孔雀🦚(ミャンマー)、このときは国旗に紫が使われていたことになる?
・クーズー(ジンバブエ)
・グリフォン(グリフィン、ラトビア)
・グンカンドリ(キリバス、ナウル)
・コーブ(ウガンダ)
・黒鳥(オーストラリア、西オーストラリア州、州鳥、リヒテンシュタイン(右下の人面鳥、ちなみにルーツはこれ))
・ゴクラクチョウ(PNG)
・コンドル(エクアドル、コロンビア、チリ、ボリビア)
・サイチョウ(rhinoceros hornbill、マレーシア、サラワク州旗、チン人の旗)
・鷺(ブラジル、ロライマ州)
・サメ🦈(ソロモン諸島)
・サンショクウミワシ(ザンビア、ナミビア、マラウイ、南スーダン)
・セントルシアオウム(セントルシア、国鳥)
・シイラ(バルバドス)
・シマウマ🦓(ボツワナ)
・ジャガー(ガイアナ)
・ショウジョウトキ(TTO)
・シラオネッタイチョウ(白尾熱帯鳥、セーシェル)
・象🐘(コートジボワール、コンゴ共和国、エスワティニ、中央アフリカ、チャド)
・鹿🦌(ATG、モーリシャス)
・鷹(UAE、クウェート、シリア)
・ツメバケイ(爪羽鶏、ガイアナ、国鳥)
・ドードー(モーリシャス)
・トビウオ(クック諸島)
・虎🐯(マレーシア)
・ドラゴン(ジョージア、マルタ、ロシア)
・ニワトリ🐔(ケニア、ベルギーのワロン地域とブラバン・ワロン州)
・白鳥🦢(ベラルーシのミオリー地区)
・ハゲタカ(マリ)
・ハチドリ(TTO)
・鳩🕊(ギニア、キプロス、グレナダ(グレナダバト)、トンガ、リベリア、フィジー)
・ハヤブサ(サントメ・プリンシペ)
・羊🐏(NZ)
・ヒトコブラクダ🐪(エリトリア)
・ヒョウ🐆(ガイアナ、ガボン(黒豹)、コンゴ民主共和国、ソマリア、ベナン、マラウイ。他には南アに1977~94年に存在したボプタツワナの国旗及び国章。南オセチアの雪豹)
・フクロウ🦉(?)
・フモ(Khumo、ウズベキスタン)
・フラミンゴ🦩(バハマ、国鳥)
・ペリカン(SKN、国鳥、バルバドス、ルイジアナ州、州鳥)
・ポニー(レソト)
・ミカドボウシインコ(ドミニカ国)
・モズ(オーストラリア)
・山羊🐐(チャド、バラワリスタン)
・ユニコーン🦄(イギリス、カナダ)
・ライオン🦁(44カ国)
・ワキアカヒメシャクケイ(TTO、国鳥、コクリコとも)
・鷲🦅(27カ国)
・ワニ🐊(ジャマイカ、ソロモン諸島、レソト)
ワシとライオンはとにかく多いので別に国だけ挙げておきます。
半分メモです。Wは双頭、Nはノーマル、つまり普通のワシを意味します。
ワシ
・アイスランド
・アルバニア
・アメリカ
・アルメニアW2N3
・イエメン
・オーストリア
・ガーナN2
・キルギス
・ザンビア
・セルビアW1
・ソロモン諸島
・チェコN2
・ナイジェリア
・ナミビア
・パナマ
・フィリピン
・ベルギーW1N1
・ポーランド
・マラウイ
・南スーダン
・メキシコ
・モルドバ
・モンテネグロW1
・ヨルダン
・リヒテンシュタイン
・ルーマニアN3
・ロシアW1
ワシは以上。
ライオン
・アルメニア3
・イギリス9
・インド3
・エストニア3
・エスワティニ
・オーストラリア2
・オランダ3
・ガーナ
・カナダ6
・ガンビア2
・カンボジア2
・クロアチア3
・ケニア2
・コンゴ共和国
・シエラレオネ3
・ジョージア2
・シンガポール
・スウェーデン4
・スペイン
・スリランカ
・セネガル
・チェコ2
・チャド
・チュニジア
・デンマーク3
・ドイツ
・トーゴ2
・ドミニカ国
・ノルウェー
・パラグアイの裏
・フィジー
・フィリピン
・フィンランド
・フランス(飾り)
・ブルガリア(モエシア、トラキア、マケドニア)
・ブルンジ
・ベルギー24
・マラウイ
・ミャンマー2
・モロッコ2
・モンテネグロ
・ラトビア2
・ルーマニア
・ルクセンブルク3
ライオンは以上。
他に見つかった動物
世界にある無数の「旗」や「紋章」から見つかった動物を挙げられるだけ挙げていきます。図の番号、項目の番号は無しです。理由は、どこでどのような旗や紋章に出会うか分からないためです。その度に項目の番号を追加していくと(1)、(2)…がいつまで続くか分かりません。その代わり、動物の種類と地名は五十音順で、動物の種類と地名は太字です。なお、すでに挙げた動物の種類の重複もします。また、現在このサイトは編集段階(著者本人のみが見られる画面)では目次が左に出て利便性が良いのですが、閲覧者の方々は残念ながら見られないので、目次を再掲致します。そして、その目次もどこからどこまで、というような細かな調整は効きませんので、全部載ることになります。ご了承ください。
・アイベックス
日本では独語の「グラウビュンデン州」と呼ぶのが一般的になっていますが、かつては仏語読みに由来してグリゾン州と呼ぶのが一般的で、現在でもそう呼ばれることがあります。ただ、グラウビュンデン州とグリゾン州とでは、少なくとも日本語では検索でヒットする件数が桁違いです。州旗に、野生のヤギのアイベックスが黒く描かれております。
・アリ、蟻🐜
・Multia(読みが未詳、マルチア?ムルディア?)、フィンランドの自治体
Multiaの場所はここです。
情報が紋章以外、ありません。見た限りでは、アリ🐜です。足が6本なので、少なくともアリグモではありません。
・ウーパールーパー(アホロートル、メキシコサラマンダー、メキシコトラフサンショウウオ)
・ヌエバ・エスパルタ州(スペイン語:Estado Nueva Esparta)、ベネズエラ
ヌエバ・エスパルタ州はここです。
錨⚓に赤いウーパールーパーです。いくつか呼称があるのですが、日本で一番馴染み深い名前と思われるものを項目の最初に採用致しました。珊瑚(サンゴ)の項でもこれらを出しております。
・オオヤマネコ🐱
・ホメリ市(ベラルーシ語:Го́мель、Gomel、ゴメリ市とも)、ベラルーシ
ホメリ市はここです。
青地に黄色いオオヤマネコがおります。
紋章にもオオヤマネコがいますが、鼻の下や手足などにある黒い斑点がないです。理由は存じません。
・イッカク
・ノースウェスト準州(Northwest Territories、カナダ)
ノースウェスト準州の位置はここです。
下記の紋章のクレストにイッカクがおります。イッカクの間には羅針図(コンパス・ローズ)が描かれていますが、下の白と赤の綱のようなものの名称と意味は不明です。
このページですとページ内検索で、narwhals(イッカク)でヒットします。州旗はキツネ🦊の項目でご紹介しております。
・イルカ🐬
・ドーフィネ(Dauphiné)
昔あった、フランス南東部の州です。現在のイゼール県、オート=アルプ県、ドローム県を含みます。場所と、州旗と、紋章と、より古い紋章は下記です。
ちなみに、ドルフィンとドーフィネは名前が似ておりますが、どっちが由来元か、あるいは全く関係ないかは定かではありません。
・ハーム島(Herm)
フランスの西の、英国海峡にある英国が直轄している領土のガーンジー島の付属領です。1066年にノルマンディー公ウイリアムイングランド国王即位に伴い、そこの領土となりました。
・馬🐴
クワクワはアパルトヘイト期の南アフリカに存在したバントゥースタンという自治区です。1974年11月1日に自治を認められ、1994年4月27日以降に解散しました。国章はサポーターに馬です。
位置は下記です。
ちなみに、国標が気になったので翻訳してみました。牛の項目でも使っていますが、英版Wikipediaにも載っておりませんので、このサイトでツワナ語で翻訳したら下記画像のようになりました。
数は力、といったところでしょうか?
英版Wikipediaのリンクを項目につけたのは、それしかなかったからです。小さくて少々わかりにくいと存じましたので、白い丸をつけました。トナカイの項目でもこれらを出しております。
・牛🐮
・ウーリ州(Uri、スイス)
ウーリ州はここです。
ウーリは古ラテン語で野牛を意味します。州旗と紋章が古いので、具体的にいつからかはどこにも書かれていないのですが、鼻輪はあとから付けられたそうです。
・ナガランド州(インド)
ナガランド州はここです。
ミャンマー西部に居住するナガ民族の紋章です。
・ボプタツワナ(アフリカーンス語: Bophuthatswana)
南アフリカ共和国に1977~94年に存在した国です。変わった形の盾のチャージ右下におります。ヒョウの項目でも国章を出しております。位置はここでした。
ちなみに、書いてある国標らしきものが気になったので、PULAとあることからツワナ語関連と推定し、この翻訳サイトで翻訳してみました。
州名の由来はアルゴンキン系諸語で精霊の住む水路という意味です。フライに州獣のバッファロー(野牛のアメリカバイソン)が描かれた州章があります。マニトバ準州の位置はここです。
バッファローのシルエットがあります。重ねられているのはカウボーイと労働者を描いた「平等の権利の像」の州章です。ワイオミング州の位置は下記です。
・犬🐶
サポーターの双方に犬です。カナリア諸島の位置は下記です。画像では、ジブラルタル海峡、スペイン、ポルトガル、モロッコ等が見えます。
ミャンマーのMons民族旗について調べていたら同スペルのベルギーの、親記事でも触れたワロン地域のモンスという都市にたどり着き、紋章に犬がいました。なお見ての通り、2パターンあります。位置は赤いピンです。
・狼🐺
チェチェン共和国はここです。
1991/11/23~2004/8/18までの古い紋章です。
・カッコウ
・パイヤト=ハメ県(フィンランド語: Päijät-Häme)、フィンランド
パイヤト=ハメ県はここです。
それぞれ、左上の鳥がカッコウです。人魚🧜♀がまず目に付きますが、その項目でも出しております。ちなみに、フィンランド語のWikipediaで知りました。Wikipediaでは「Sinisessä kentässä vedenneito ja oikeassa yläkulmassa käki; kaikki kultaa.」とありますが、「käki」がカッコウです。DeepLが幸いなことにフィンランド語に対応しておりましたので、フィンランド語訳の画像を貼付致します。Cuculus canorusは、カッコウの学名です。
・カモ🦆
画像はミャンマー語で検索して、低画質版をGoogle lensにかけ、そこそこ時間をかけて入手しました。現在は別の旗が用いられているようです。ちなみに、Wikipediaでも表記されていますがHmong(モン族)とは異なります。
・キツツキ
マルケ州はここです。
ここまでデフォルメされていたので分類に困っていたのですが、キツツキ(woodpecker)と判明致しました。大文字Mを形成してもいます。紋章は以下です。
・キツネ🦊
・ノースウェスト準州(Northwest Territories、カナダ)
チャージ右上です。この準州の名はイッカクの項目で最初に出しております。
・魚類🐟(種別不明)
名称が不明な魚類(さかな🐟)を挙げていきます。
・パスターヴィ(ベラルーシ語:Паставы、Pastavy)
名称不明の魚が3匹と、漁網です。パスターヴィはここです。
この地区が属する都市と、この地区の双方の旗及び紋章らしいのですが、全部調べるには気力が持ちませんでした。ちなみに、何か思い出すと思えば懐かしきニンテンドーDSのさわるメイドインワリオのミニゲームでした。
・クジャク🦚
・全ビルマ学生民主戦線(All Burma Students' Democratic Front、ABSDF)
白い模様はミャンマーの地形です。
ミャンマーの民主化を求めて、強い権力を行使している軍事政権に対する武力闘争を目的としている学生たちの武装組織です。タイ国境の山岳地帯が根城です。旗の引用元では戦うクジャクと翻訳されました。ミャンマーは過去の国旗でクジャクを描いたこともあったので、それ繋がりかも知れません。
旗の制定年は判明しておりませんが、この組織の発足年月日は1988/11/1です。
・コウノトリ
・ゾリチ(Зоричи、Zorychy、ベラルーシの村)
ゾリチ村はここです。
村と訳されたのでそのまま載せますが、紋章にしかコウノトリが登場しません。紋章には、「МОРДЗІЧЫ」と記載されており、そのまま検索すればベラルーシ語のWikipediaの記事が最初に出てまいります。ベラルーシ語は読めませんので、訳されたものをそのまま載せるならば、読みはモルディチです。
旗はシンプルな横3色旗です。なお、人口が13人と記載されています。
・サイ🦏
中心に大きく、サイです。ヤシの木で囲まれております。
・南スーダンの非公式の国章
サポーターの右にサイです。
・珊瑚(サンゴ)
・ヌエバ・エスパルタ州(スペイン語:Estado Nueva Esparta)、ベネズエラ
珊瑚はれっきとした動物です。サポーターの左です。この州の紋章はウーパールーパーの項で最初に出しております。
・トナカイ
・アイダホの州旗及び州章
盾の上部に頭と角が見えております。馬の項で最初に出しております。
・象🐘
盾のチャージに象です。
・モンタグナーズ(Montagnards)
この民族は低地に住むベトナム人とは異なるポリネシア系民族で、仏語で山岳民族を表すモンタグナーズと呼ばれております。自分たちのことは山の息子を意味するデガと呼んでいるそうです。
・人魚🧜♀
・パイヤト=ハメ県(フィンランド語: Päijät-Häme)、フィンランド
カッコウの項目で最初に出しております。
・白鳥🦢
・ミオリー地区(Миорский、ベラルーシ)
ミオリー地区はここです。
ミョールィという地区名でもあるようです。ベラルーシ語どころかロシア語には不慣れなのでここまでにしておきます。調べたい方は、ミョールィのリンクをクリック後、Wikipediaをロシア語版にすれば同じ旗、及び紋章が出てまいりますのでどうぞ。言語をその国の公用語に変えるという手段は結構、調査するという面で役に立ちます。
・ハト(鳩)🕊
この国章はキプロスの国章とよく似ており、平和を表すオリーブを咥えた白い鳩を配した黄色の盾形紋章で、オリーブのリース、上部に三日月と五芒星、成立年を表す数字が入っております。北キプロスという名の通り、キプロスの北部です。これに関してはGoogleマップよりもWikipediaのSVGから切り取ってきたもののほうがわかりやすいと存じます。
キプロスの国章は以下です。
・ハシビロコウ
サポーターの左にハシビロコウです。
・ハチ🐝
エルバ島はここです。
当然ながらSeterraにはありませんでしたので、マップから詳細な地図(地形)を下記のように切り取ってまいりました。
文献がありませんので、今は仕方なくWikipediaの旗自体の記事を参考にいたします。ハチが旗に書かれている意味には諸説あり、 1 つは、ナポレオンがこの島の住民の団結と勤勉を象徴したかったという説です。しかし、別の説では、ナポレオン自身による説明であるとしています。トーマス・アッシャー提督と話したところ、彼は「ハチが3匹いるのは、それらが3人の統治者を擁してきたエルバの人々を表現しており、今、私と彼らがついに一つの旗のもとに団結したことを意味するからだ」と語ったそうです。ちなみにハチは紋章にも描かれております。以下です。
これと、似たようなものを発見したのですが、細かい所が少し違います。
双方、数えたくなくなるほどハチが無数にいます。気合を入れてハチとワシを数えてみました。前者はハチがハチと認識できるだけで38匹、ワシが17羽います。後者は同じくそれぞれ92匹、15羽います。数え間違っているかも知れませんが。
・フタコブラクダ🐫
・プルゼニ州(チェコ語: Plzeňský kraj)、チェコ
プルゼニ州はここです。
それぞれ右上に、フタコブラクダ🐫です。
・羊🐏
・フェロー諸島の紋章
フェロー諸島はここです。Seterraからのより詳細な地図は下記です。
フェローは、ノルウェー語の羊が語源と言われ、14世紀からこの動物を描いたものを使用しており、この諸島には「羊毛はフェローの黄金」という諺も残っております。
・ヒョウ(豹)🐆
・ボプタツワナ
牛🐮の項目でも述べておりますが、南アフリカ共和国に1977~94年に存在した国旗及び国章です。
・南オセチア
旗そのものにユキヒョウを模したナマコにも見えるものが描かれている文献もあるのですが、ネット上では見つけられませんでした。上半分にはロシア語で「Республика Южная Осетия」と表記されており、南オセチア共和国を意味します。下半分にはキリル文字でのオセット語で「Республикæ Хуссар Ирыстон」と、同じ意味の言葉が書かれております。南オセチアの位置はここです。
南オセチアの国旗は下記です。日本語版Wikipediaでは北オセチアとは比率と、黄色の濃さが違うと表記してあるのですが、比率も黄色の濃さも全く同じでした。ペイント3Dで調べた黄色のHEXは双方ffd700でした。このような色です。
そして、貼る意味が問われる画像を貼付致します。左が南オセチア、右が北オセチアを合成した画像です。双方、比率が一緒(1:2)なのでトリミングがラクでした。
作業手順を録画、あるいはTwitchなどライブ配信サービスで記録しておかないと、本当にきちんと作業したかと疑いをかけられそうな画像です。
ツールと参考文献
🔧ツール🔧
・Cent Browser(調べ物、スクリーンショットなどに多用)
・Windows標準搭載のペイントとペイント3D
・Google Map
・Firefox
🙇♂参考文献、ウェブサイト🙇♂
・Glosbe辞書
・193 United Nation Member States: Outlines(SVGからの詳細な地形の切り取り用)
・Wikipedia
・図説 国旗の世界史 辻󠄀原康夫著 河出書房新社
・世界の国旗と国章 大図鑑 五訂版 苅安望著 平凡社
・最新版 国旗と国章図鑑 苅安望著 世界文化社
・番外編 世界記章図鑑 苅安望著 彩流社
・そっくり過ぎると損もする ~ 蟻そっくりに擬態するアリグモ属は、擬態によって本来の跳躍力や捕食能力が低下していることを発見(マレーシアで実施するSATREPSプロジェクトより)
・サンゴについて|サンゴへの取り組み|DMMかりゆし水族館