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アメリカの日常生活あれこれ

10月は久しぶりに長女がアメリカから帰国していて、更新ができませんでした。もう過ぎてしまったのですが、ハロウィンの事を思い出したので今回はその話を。(写真はアメリカに子連れ留学する前、日本で英語教室をしてた時、ハロウィーンで仮装コンテストをした時のもの)

当時アメリカではハロウィン(Halloween)が近くなるとショッピングセンターにお化け屋敷(Haunted House)が出現しました。娘達は大喜び。ハロウィンの当日はアパート中を回ってたくさんのお菓子をもらって写真まで取りました。当時お菓子にカミソリの刃を入れたりする人がいたらしく、知らない人からは貰わないように言われていました。学校では生徒だけじゃなく先生も仮装してきたり、お店でも仮装していくと割引してくれる所もあり町中で楽しんでいる様子です。
 
最近こそ多くの人がハロウィンを知って仮装して参加するようになりましたが、私はアメリカの友人からハロウィンのことを聞いて40年以上前からやっていました。私の英語教室で恒例の行事として親子で持ち寄りパーティーを兼ねて仮装コンテストをしていました。当時は珍しかったので地元の新聞にも様子を載せてもらいました。
 
仮装では生真面目な子が冷蔵庫になったり、マッチョないたずらっ子が女装してきて誰かわからなかったり、子供たちの意外な一面を知ることができました。当時はハロウィングッズもなかったので全て手作りです。「可愛かったでショー」、「怖かったでショー」、「面白かったでショー」、「ユニークだったでショー」など投票で賞を決め、お菓子をたくさんもらい、持ってきた時より多くのご馳走をもらって帰ったものでした。
 
地元の学校に通い始めて2ヶ月、それぞれの学校にうまく溶け込んでくれています。次女は徒歩で帰る途中、リンゴやプラムなどが落ちているとそれを拾ってきてくれました。彼女たちのもう1つの趣味(?)は自販機の下に落ちているコインを拾うことです。結構落ちていて苦しい家計の助けになりました(笑) 

子供達と行ったブルーベリーピッキング

10月末には夏時間(Daylight saving time)から冬時間に変わります。初めての事でどうなるのか心配でアメリカ人に聞いて回りましたが誰一人はっきりした事を教えてくれません。「確か10月の最後の日曜だったと思う」くらいの返事。心配でずっとラジオをつけて起きていました。やっと夜中の1時にアナウンサーが「今2時になりました。時計を合わせてください」と2、3回言ってそれだけでした。あっけないものでした。日本だったら大騒ぎだろうと思いますが。
 
その頃車のヘッドライトがつかなくなったので修理に出しました。ブレーキ板も擦れていると言われ修理してもらいました。安全のための出費は仕方ないです。車がなければ生きていけないアメリカの現実です。
 
娘達は週末や休日前には宿題がないのでゆっくり出来るのに私の勉強が予定通り行かなくて休日をゆっくり出来ません。金曜の夜にいつもの通りやれば良いのについ気が緩んでしまいます。これからは先に楽しんで宿題を最後に回すことにしました。日本では先に済ませて楽しみは後にという考え(先憂後楽)ですが、こちらでは楽しむのが先という考えです。
 
そこで週末にはシアトルのパイクプレースマーケット(Pike Place Market)に行きました。私達の住んでいる町からワシントン湖をフローティングブリッジ(浮き橋)で渡るとシアトルのダウンタウンです。そこは古くからの港町で新鮮な魚介類がたくさんあり、お兄ちゃんたちが威勢良く魚を売っています。ダウンタウウンは急な坂や一方通行が多く車の運転は大変です。
 
京都から来た日本美人のSさんは顔に似合わずジーンズの似合う人です。彼女の知っている中古ジーンズ屋さんの場所を聞いたら、「ハッスにあるよ」と言うので「ハッスって何?」と聞くと8th Streetのことでした。それ以来我が家では彼女はひそかにハッスのSさんと呼ばれていたのを思い出します。

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