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九月がきても僕は

また九月が来た。これまでと変わらず何とか生きている。

九月中旬には創作大賞の中間発表があり、それが少しばかり気になっている。
結果が振るわずとも、また自分なりの作品は作りたいと思っている。


近状を少し詳しく書くと、毎日酷い不眠に悩まされている。
それが起因しているのか、虚無感に襲われている。

何とか人と会うことは続けているが、正直それすらも辞めてしまいたい。

友人と話していてもここに自分がここにいてもいいのか、と頭に浮かぶ。長年の付き合いの人達とも上手く話せている気がしない。
周りと比べて自分だけが明らかにおかしい。それだけははっきりとわかる。

周りに救って貰って、少しだけ人会えるようになった。
これからは、一年ほど時間をかけて自分で自分を救って、自立した人間として暮らそうと考えていた。それが一番難しいようだ。

自分はしっかりと病院にかかるべき人間なのかもしれない。
今の状況は、病院にいかなければ病気じゃない的な屁理屈をこねてるだけかも。


そんな葛藤に悩まされる日々の中でも時折、心の安寧が訪れることがある。
そのタイミングを見逃さず、読書に勤しむ。

宮島未奈氏の成瀬シリーズ
panpanya氏の漫画

成瀬シリーズを読むだけで、少しだけ自分も真っ直ぐ生きようと活気をもらえる。
panpanya氏の漫画を読むと、外へ出ていつも気にしなかった街の細部に目を向けたくなる。何より創作意欲に駆られる。


現実はあまりにも辛い。虚構の世界に浸かる。

人生が辛い人は生きて明日へ繋ごう。人生が楽しい人は変わらず謳歌してほしい。

わたしは生きて、また文章を書こうと思う。また会いましょう。

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