見出し画像

どうしょうもない5月

 あっという間に5月が過ぎ去ってしまった。体感的には4月と同じ速度だろうか。とにかく今月も仕事がしんどかった。こんなにしんどい事あるかというぐらいにはしんどかったと思う。だけど、6月はもっときつい仕事が目に見えているので、とにかく今は知識とスピーディーな処理方法を身に着けてやっていくしかない。
 仕事のストレスの反動で自分のしたい欲求が頭の中で浮き彫りになってくる。例えば1人旅をしたい、ナイトプールやナイトイベントに行きたいという欲求だ。1人旅はもう何度も行ったので、せめてナイトプールは1回行って、死ぬ前にあのときあれをやっておけば良かったというリストの1つを消したいところである。

 プロローグはこんな所にして、いつも通り、簡単に5月を振り返っていく。

・異動があってバタバタしていた4月の仕事の疲労を取るために5月の連休は、埼玉と山梨の県境にある渓谷に行った。ここは、自分が沢登りを初めてした所で思い出深い場所である。ちょうど山の木々に新緑が芽吹いていて、山間を流れる渓流の水があまりにも透明で日々の労働で蓄積された心の疲労が少し和らいだ。

木漏れ日が綺麗
この反対の上流に沢を登る場所がある
帰りに蕎麦を食べた
気分は、スチャダラパーのサマージャム95


・ある資格試験を受験しに東大に行く。今年の4月に異動があったためにもう殆ど資格を取得する意味がなくなってしまったのであるが、異動前に資格試験の申し込みをした手前、なんだかんだ最後の1日まで勉強して受験した。試験を受けた時は、これは受かっただろと思っていて、解答速報がネットに出ていたので試しに◯×をつけてみたら、どうやら合格ラインを下回っていたみたいで帰りの電車では意外にも結構気分が落ち込んでしまった。
 この資格は、職場の上の人が持っていた資格なので、これを取得すれば対等に威張れると思っていたのだが、落ちてしまって悲しかった。でも、資格に受かるにせよ受からないにせよ、自分の為の勉強になったし、なんなら仕事の知識も身についたので、いい経験になった。試験を受けると身が引き締まる思いになるので、なんでもいいからまた仕事に関連する資格の勉強をしていこうと思っている。

東大は頭の良い雰囲気がある(当たり前)
解答速答が出ていない時間が1番楽しかった


・5月の連休明けから自分が所属している地域ボランティア(ぼかした言い方をする。)の練習が始まったが、これが結構しんどい。練習は、朝早くからを行うため普通に仕事をしている体には堪える。はじめはこの大会の練習に何の意味があるんだ?という感じであったが、おそらくこの大会は実践への意味はあまりなく、所属しているそれぞれの集団の団結力、士気を高めるためにこの大会が続いているんじゃないかと感じた。最初は、自分が大会に出場するメンバーに選ばれた時、なんでだよ、タイヘだなあ。と思いながら練習に参加していた。ただ、実際に練習をこなしていくと、自分に何もメリットがないはずなのに凄く親身に上のメンバーが練習の面倒を見てくれて大変有り難いし、あとはメンバー全体の結束もこの大会のおかげで凄く高まっていると感じている。きっとこの大会の開催は、何もかもが悪いことではないのだろう。もう少しで大会の本番なので、身体的には結構辛いけど、頑張っていきたいし、こんなに苦労したので本番では結果をちゃんと出したい所だ。

朝3時半起き
やけくそで写真を撮る
朝焼けが綺麗な日もあると
早起きも悪くないなと思う


・5月、いい居酒屋を発見した。こないだサードプレイスについて考えた記事を書いたが、その理想に近いような居酒屋が近場にあったのだ。最近は仕事も忙しく、まだ、この5月の1回しかいけていないのであるが、また行きたいなと思っている。行きたい酒場があるだけで、仕事の嫌なこともまあまあ頑張れると思う。

写真はないが、ここの唐揚げが美味しいのだ。

・半休を取って恵比寿にLIVEを見に行った。金曜日の夜に行くLIVEは最高。こういう夜を送るために仕事を踏ん張っているんだなと思える。あと、LIVEに行きがてらに行ったレトロな喫茶店の居心地も良かったし、喫茶店の中もお洒落な人たちがいたのも良かった。タバコを吹かしコーヒーを足早に飲んで出ていく若い美女や怪しい中年のおじさん達、まるで小説に登場するみたいな人達が喫茶店には一杯いた。そんな奇天烈な環境に混じりながら、自分は着色料まみれのメロンソーダを注文し、ゴクゴクと飲んでLIVEに向かったのであった。

夜の街はいいね
live良かったよ
恵比寿 喫茶 銀座
革張のソファーの座り心地が良い

・前職の人と会ってご飯を食べた。実際に会うのは2年ぶりぐらいだと思う。結構有り難いことに5月は昔からの知り合いから声をかけて貰うことが多かった、なかなか自分では声をかけられないので自分も声をかける側になれたらと思う。久しぶりに前職の人に会って、楽しい時間や情報共有、人生の先輩としてのアドバイス等を貰う事が出来た。このような時間を過ごすと同じ釜の飯を食うということわざを思い出す。最近は、何かコミュニティみたいなものを作りたいなあと漠然と思っているが、やはりこのような楽しい話が出来る仲になるには、同じ組織で働くとか所属するとかしないとなかなか難しいのではないかと思ったりした。

・仕事を辞めていったかつての現職の同期と会った。自分を含め4人で会ったのであるが、自分しか今の職場にいない。1人は普通に辞めて、あと2人は転職して行った。なので、久しぶりに会ってそれぞれ違う職場の事をざっくばらんに話す事が出来たので、楽しかった。同じ職場より少し離れた職場のほうが結構本音を話せるみたい。そして、その中の1人と自分は仲が良く、その人が職場からいなくなったら自分はどうなるんだろうと悲観的に思っていたが、いなくなったらいなくなったでなんとかなるので、人間はやはりどんな環境でも慣れていってしまうのかもしれない。ドストエフスキーの地下室の手記という小説にもそんな事が書いてあったと思う。話は脱線してしまったが、また今年の夏ぐらいにでもまた同期で会おうという事になってるので、なんだかんだで楽しみにしている。

 そんなこんなでまとまりもなく色々書いたが5月もなんとか乗り越えていけた。なので、6月も絶対に乗り越えて行きたい。本当にいつも生きるのがきついのだけど、思い返すと前職の営業の時もしんどかったし、総務の時もしんどかったので、やっぱりいつでも生きるのはきついのかもしれない。しょうがない、6月もやっていくぞ👊