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第33回中編_横須賀滞在記_カタンの開拓者たち感想_古情氏の直近のデザイン案件_2024_9.15

片倉洸一の耽楽的音声記録
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前編
https://note.com/tanraku_record/n/n48873cc288b9
引き続き古情さんとの収録。話は今回の滞在に移り、グダグダ時系列に沿って振り返っていたらカタンというボードゲームの感想あたりから盛り上がり、直近の古情のデザイナー依頼について話が進んでいく。

1-ドローンと衣笠商店街
・シェアハウス時代にノリで買っていたドローンを初操縦―虫プロの「ジャンピング」を参考に使おうとしていて最近まで放置されていたブツ。
https://tezukaosamu.net/jp/anime/72.html
・昨日の話―動物園行きが暑さで断念、夕方に衣笠の商店街と住宅地のスーパーに買いだし(近所に古情の引っ越し候補地があった)。店頭に並べられている総菜に驚き。

2-開拓ボードゲーム 「カタンの開拓者たち」感想
・ゲーム概要―盤上の地形から道と開拓地を作って2つのサイコロを振って資源を取りつつ発展を目指して10ポイント先取するゲーム。
・昨晩急に3人でプレイ(滞在していたT君含む)
・三者三様のプレイスタイル―経験者の戦い(古情)、発展カード引きまくり(T君)、なるべく確率に頼らない(片倉)
・「確率はたかが確率である」―1回戦目における片倉の怒りの確率負け。自分のターンが来れば勝ち確定の状況でまさかの7(山賊)を出して大量の手札を放棄して勝てず…その後も木が出れば勝てるはずが何度もダイスが出ず…
・古情家のカタンプレイ記録―競輪選手の妹が場を圧倒して2連勝。古情はなりふり構わぬ戦法で1つ辛勝。
・アナログゲームが取り持つ場の形成について―2024年ですら各所でカードゲーム活況の謎。他にもボードゲーム、ラジコンミニ四駆などなど…

3-古情さんの直近のデザイン案件について
・友人の友人のアパレルブランド「YES BECAUSE YES」におけるアロハシャツのデザイン依頼に至る経緯―古情氏製作のZineの常連客からの依頼
古情さんのデザイン作品は以下の通り。
https://yesbecauseyes.com/products/yes-short-sleeve-shirt-%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC
・アパレルのメッセージに対するデザインの反映―シャツに見開きの漫画をデザインするには
・シャツ上でのコマ割りデザインの参照―楳図かずお的な四角限定的なものか、フランス漫画の多様なコマ割りか
・シャツに描いた漫画の内容―「あなたにずっと愛を届けたい」というメッセージに基づいた内容を裏表において前編後編という形式で反映。
・「やぎさんゆうびん」から連想―互いが手紙を送って手紙を食べて内容は分からない、という童謡。スパイが戦時中の嫌疑を否定している比喩なのではという時代背景も。
※古情の記憶ではかこさとしという名前が出つつ、検索したらまどみちお作の「やぎさんゆうびん」であることが判明。古情おなじみの記憶の混在(過去にも徳島に「ガラスの図書館」が実在すると思ってヒッチハイクで向かったら村上春樹の小説内の建造物だと判明)

4-芸術傾向の強いアパレル商品について
・有用性の面からするととても着る気にも買う気にもならない
・古情の服飾経歴―親父さんのファッションセンスを押し付けられた反動で服には関心が薄くなった。一番高い買い物は「ヘイトフルエイト」に出てきたムートンジャケットの35,000ほどであとはできるだけ安い買い物をしてきた。
・デザインの仕事の報酬についてのこだわりの薄さ―あくまで稼ぎは別で、というのが古情流。
・片倉的クソ高いアパレル商品に対する解釈―有用性を排したモノに時間と金を費す「顕示的浪費」に基づいた欲望がこうしたモノを買わせているのでは。
・古情の見解―ブランドメッセージの着用=着用者同士の連帯、仲間意識の形成。顕示的なものとは違った何かもあるのでは。

ここまではあくまで直近の話。さらに話題は古情のデザイナー的な個人史へと続く。
後編
https://note.com/tanraku_record/n/ncdf15ec3395f

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