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「用・強・美」を兼ね備えた究極の橋はどれだ!?パスタブリッジ選手権!

こんにちは!
探究学舎のホッシーです。

今回は、今年2月にオンラインで実施した、とあるイベントについての記事です。

3月のオンライン授業についての記事を優先的に執筆していた関係で、リリースが遅くなりました。。

申し訳ございません。。

(参照:三月実施のオンライン無料授業)

本記事では、探究学舎の「建築編」と連動して実施されたクエストである、パスタブリッジ選手権の模様を特集しております。

2020年5月時点、コロナウイルスの影響もあり、探究学舎は全面オンラインで授業をお届けしています。

しかし実は、オンライン×教育のチャレンジは2019年度から続けてきており、これまで様々な試行錯誤を繰り返してきました。

今回の記事でご紹介するパスタブリッジ 選手権は、簡単に言うと、オンラインで実施した #マイ探究 の発表会のようなものであり、オンライン×教育のチャレンジのひとつです。

現在の社会情勢を踏まえ、オンラインでできる取り組みの例として参考になればとも思い、このタイミングでリリースさせていただきました。

クエストとは?パスタブリッジとは?という方は、以下の記事や動画をご覧ください。それぞれ詳細に解説しております!

(上記:パスタブリッジ 選手権についての概要)

(上記:講師のピカがパスタブリッジに挑戦した動画です。ピカが失敗するのを見て「僕にもできるかも!」と思った子が多かったそう笑)

当日はZOOMを使用し、生放送で選手権を配信!開催するにあたり、大変多くの子どもたちが動画を送ってくれました。

作品はどれも素晴らしく、個性的な橋、デザインが美しい橋、頑丈な橋など十人十色。子どもたちの発想力、創造性には、いつも驚かされます。。

そして「用」「強」「美」を兼ね備えた橋であることが審査基準ではありましたが、それぞれの要素に特化した橋なども数多く登場。

ハプニングあり、笑いあり、涙ありで大変見応えのある動画です。

子どもたちの努力と探究の結晶が詰まった、選手権当日の模様をぜひご覧ください!

(通常版:18分)

いかがでしたでしょうか??

1つ1つの橋に工夫と個性がふんだんに盛り込まれており、子どもたちの創造力、発想力、それを形にする努力は本当にすごいなと感じます。

子ども以上に熱心に取り組むお父さんお母さんもいらっしゃり、とても素敵な伴走の仕方だなと同時に思いました。大人が熱中していると、子どもも興味を持ちますよね!

そして、終盤では審査員による講評が入ります。どの作品も素敵なのはもちろんのこと、より今回の審査基準に合致したものが受賞作品として選ばれることに。

動画ではカットしておりますが、ぜひその作品をご覧ください!

「強」賞

はつゆきくん

6Kgの重さにも耐えられるほどの強度に特化した橋!!

「お笑い」大賞

せっかく作ったのに最後はなんと。。。

「美」賞(デザイン賞)

加藤けいくん

鎌田れいくん

デザイン賞には2人の作品がノミネート!探究学舎ロゴの六角形を盛り込んだ、デザイン性に富んだ橋です!

そして「用」「強」「美」全ての要素を満たし、見事グランプリに選ばれたのは。。。

こちらの蝶々橋です!!!おめでとうございます!!!!

はなこちゃん4

見てくださいこの芸術的な構造を!この発想力、デザイン、そしてそれを作り上げる実行力、計画性。

どれをとっても凄い!

参加者とスタッフ満場一致のグランプリでした。

一体どんな工夫や苦労を経てこの橋にたどり着いたのか?

気になりませんか??なりますよね?

ということで、実際にご本人にインタビューして参りました!

※2020年2月にインタビューを実施

<グランプリ記念インタビュー>
ーどんなところを工夫しましたか
「三角形をたくさん使って作ることを最初から意識してみました。三角形は強いし、積み重ねていったら綺麗そうだなと思ったので、トラス橋を見て、この構造にしようと思いつきました。」

ーイチ押しポイントはどこですか
「上は吊り橋のイメージで、下は三角形のトラス構造で頑丈に作っているところ。作りたい形はないの?作りたいものを作った方が楽しいよねってお母さんに言われて、蝶々が好きだったのでその形にしました。」

はなこちゃん3

ー作っている最中の苦労はありましたか
「最初は学校が終わってから、放課後家に帰ってから作り始めた。夕方の5時くらいから始めて、夜の9時までまずは作ったけど、一旦全部ボツになっちゃった。これじゃないなって思った。

そこから、4日連続で毎日4時間作り続けていました。ホットボンドの使い方が難しくて、長いパスタをつなげる時にうまくいかなくて大変だった。でもやっていく中で上手くなっていきました。グルーガンでたまに少しやけどもしてしまったんですけど。」

はなこちゃん2

ーお母さんから見て、お子さんの様子はいかがでしたか?
「途中苦しくなって投げ出したくなっていた瞬間もありましたね。どこに向けたらいいのか分からない怒りを、パスタをポキポキ折ることで解消していた時もありました笑。

もうやめてもいい?って本人が聞いてきた時、もし自分でやめたいと思ったらやめればいいけど、一度自分が納得するまでやってみたらという提案をしました。3日目の夜の完成前夜くらいのタイミングですかね。

その結果、4日目になってついに完成し、2人でスシローにお祝いをしに行きました笑

私が今回の娘を見ていて改めて感じた彼女の強みは、根性があること!夏休みの宿題も細かい絵を粘り強く描いていたので、やりきる力もあるなと信じていました。その絵が結果的に入賞したこともあったので。」

はなこちゃん

(細かな採寸も全て自分で行なったとのことです。すごい。。)

ーグランプリを受賞した今のお気持ちは
「頑張って作ったから、優勝した時は、すごい嬉しかった。何かを作ったりすることが改めて楽しくなってきました。」
(お子さんよりも、実はお母さんの方が喜んでいたそうです笑)

【編集後記】
グランプリに輝いた背景には、地味で面倒な作業を厭わない粘り強さと集中力、我が子の強みを信じて見守るお母さんの温かな伴走があったのだなぁと感じました。好きな形を橋のデザインにするという発想もとても素敵です。

クエストを通して、我が子の強みや特性も改めて浮き彫りになり、親子にとって貴重な相互理解の時間になったのではないでしょうか。

受賞者以外にも、参加者全員がそれぞれ素晴らしい作品を作り上げてくれた今回のクエスト。

子どもたちも、コンテストを通して他の人の作品を見ることで、今後の自身のマイ探究にも活かすことができるはずです。

noteでは、これからも子どもたちの #マイ探究 を紹介していきますので、お楽しみに!

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最後に、参加してくれた子どもたちへ

本当にお疲れさま!参加してくれてありがとう!どの作品も独創的で、スタッフ一同本当に楽しませてもらいました。

建築編をまだ受けたことのない方も、ぜひ動画や記事を参考に、自分だけの橋づくりに挑戦してみて下さいね!

(ライター:ホッシー)


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