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探究学舎オンライン授業「偉人編:出雲充」+マイ探究おすすめ教材!

こんにちは!
探究学舎のホッシーです。

3/2(月)〜3/20(金)の期間で、無料で実施したオンライン特別授業。
※土日をのぞく

(詳細は上記の記事をご覧ください!)

授業参加方法はこちら

第13回は、偉人編スペシャルということで、株式会社ユーグレナ社長、出雲充(いずも みつる)さんについての授業をお届けしました!

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オンライン授業で企業とコラボするのは今回が初めてですが、なぜこの企画が実現したのかを簡単にご紹介します。

ユーグレナ様とは、以前コラボ探究という形で特別イベントを実施したことがあり、その時からのご縁で、今回特別授業を実施することとなりました!

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(参照:ユーグレナ編)

本記事では、出雲さんとユーグレナについて知り、探究を深められるよう、授業の概要と授業動画、おすすめ教材を厳選してまとめております。

ぜひご家庭での #マイ探究 に役立ててみてください!

授業概要

偉人編_出雲充_ サムネ.001 2

今回の授業の主人公は、現代を生きる偉人、出雲充さん。

私たち探究学舎が、偉人だと考えているので自称ではありません笑

出雲さんは、ユーグレナという会社の代表取締役ですが、この会社が取り扱っているものが、まさにその社名となっているのです。

みなさんはユーグレナという生き物をご存知でしょうか?

ユーグレナ編 ラスト.009

ユーグレナとはミドリムシのこと。

微生物のミドリムシが社名で商品?

一体どういうこと?

と思われたかもしれません。

実はこの社名には、社長の出雲さんの強い想いが込められています。

それは、ユーグレナで地球を救うという想い。

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小さな微生物であるユーグレナで地球を救う!?

どういうこと??

と再び思われたかもしれません。

この小さな生き物には、一体どのような力があるのか?

そして、ユーグレナを使ってどのように地球を救うのか?

そのストーリーを授業ではお届けしていきます。

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まずは、出雲さんの幼少期についてのお話から。

子どもの頃の出雲さんは、川でのザリガニ取りに熱中したり、カブトムシを捕まえることに夢中になるなど、生き物への強い情熱を持った少年でした。

勉強も非常に得意としていた出雲少年は、やがて東京大学に入学。

晴れて大学生となり、休暇を使って世界へと旅に出かけることになります。

様々な場所を旅行する中で、出雲さんは人生を変える場所に出会います。

それはアジアの国、バングラデシュ。

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日本と国旗が似ているバングラデシュですが、実は、世界で最も貧しい国のひとつと言われており、経済状況は全くといっていいほど異なります。

経済指標のGDPを比較しても、日本の25分の1ほど。しかも人口は日本より多く、国土は日本の半分以下です。

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それにより、特に都市部は人口が集中しており、街や電車は人で溢れかえっている状態。

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そして、ゴミ処理場が未発達な地域もあり、衛生状態の良くない場所なども数多く存在しています。

出雲さんは、出国前にこの現状について知っており、飢餓や食料問題なども深刻であろうと想定して、現地の方に向けて、支援の一貫で食べ物を持っていくことを決めます。

しかし、ここで予想外の展開が待っていました。

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現地の方に聞くと、なんと、お腹は空いていないとのこと。

実は、バングラデシュの方々の食事量は日本人の平均より多く、根本的な問題はそこにはありませんでした。

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栄養バランスが偏った食事が多く、それによる病気に悩まされる人が多いという事実。

これこそが、バングラデシュの食料問題の本質だったのです。

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この本質的な課題に気が付いた出雲さんは、バングラディシュに栄養を届けたいというを持ちます。

しかし、栄養を届けるといっても、人体に必要な栄養は多岐に渡ります。

それを全て食材として届けることは、非常に困難なのです。

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そこで出雲さんは、ドラゴンボールに出てくる仙豆のように、1つの食材に多様な栄養が含まれているものを探し始めることになります。

そんなある日、東京大学の友人の1人、鈴木健吾(すずきけんご)さんが面白いことを出雲さんに教えてくれました。

出雲さんの求めている仙豆のような食材ではないが、それに近い存在として、ひとつ気になるものがあるとのこと。

それこそが、ユーグレナだったのです。

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このユーグレナ、なんと驚くべきことに59種類もの栄養が含まれています!

他の食材と比較してもご覧の通り。
(水色のグラフ)

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でも一体なぜ、ユーグレナには多くの栄養が含まれているのでしょうか。

その秘密は、ユーグレナの不思議な体のつくりにあります。

通常、動物由来の食べ物と植物由来の食べ物は、それぞれ多く含んでいる栄養素が異なります。

だからこそ、一汁三菜と言われるように、多様な食品をバランス良く摂取する必要があるのです。

しかし、ユーグレナは、植物の性質動物の性質、両方を持った生き物。

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そのため、動物に多い栄養素も、植物に多い栄養素も、両方を兼ね備えているのです!!

出雲さんにとっては飛び上がるほどの大発見。直ぐにその道の専門家のもとを訪れました。

その専門家とは、中野長久(なかのよしひさ)さん。長年ユーグレナについて研究を続けてきた第一人者です。

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中野さんを前にして、出雲さんは自分の志を伝えます。

しかし、中野さんから返ってきたのは、こんな一言。

「君の志は本当に応援したいが、それはなかなかに難しいぞ」

実は、ユーグレナの可能性については長年議論されてきましたが、大量に育てるのは不可能だとの結論が既に下されていました。

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過去にもNASAなどの大企業や、数多くの研究者がその可能性に期待をしていましたが、現実的ではないとの判断で、諦めたという事実があったのです。

しかし、出雲さんのはとても強固なものでした。

若さは無謀とも言える挑戦に立ち向かうためにあると考え、ユーグレナの培養にチャレンジすることを決意するのです!!

そしてその挑戦を支えたのは、ユーグレナの存在を教えてくれた、鈴木健吾さんでした

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こうして、出雲さんと鈴木さんの2人による、ユーグレナを育てる挑戦が幕を開けました。

しかし、その道中は苦難に満ちたものであり、想像もつかないような数多くの苦労、挫折が待ち受けていたのです。

では果たして、その挑戦は成功したのでしょうか。

未だかつて誰も成功したことのない偉業は、成し遂げられたのでしょうか。

授業の終盤には、驚きの展開が待ち受けています。

ユーグレナという小さな生き物に込めた、計り知れないほどの大きな情熱。

その挑戦に挑んだ人々の志に胸が揺さぶられる授業です。

そして、授業終盤の子どもたちに向けたメッセージは、全ての親御さんと子どもたちに動画でご覧いただきたいです。

ぜひ、お時間ある際にご覧ください。

授業を通してユーグレナについてもっと知りたい!探究してみたい!といった方向けに、以下におすすめ教材をまとめております。

好奇心の炎を持続させ、ご自宅での学びを深める #マイ探究 に役立ててみてください!

偉人編スペシャル おすすめ教材

偉人編_出雲充_ サムネ.001 2

■書籍・図鑑・記事など
・僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。 (小学館新書)
出雲さんのこれまでのストーリーが詰まった新書です。

・出雲さんからのメッセージ

・出雲さんについての記事

・役員インタビュー

・CFO誕生について
ニュースなどでも大変話題になった、18歳以下のCFO(Chief Future Officer)誕生に関する詳細です。

・SDGsとは?(外務省)

・持続可能な開発目標(SDGs)を学べる教材

・ミライを変えるモノづくりベンチャーのはじめ方
ビジネス書に近いため、大人向けの書籍となっております。

■ユーグレナの商品
・飲むユーグレナ

・ユーグレナクッキー

この他にも沢山の商品がございます!

【編集後記】
これほど熱く、心揺さぶられる創業ストーリーがあるでしょうか。

ユーグレナを創り出すために奮闘した鈴木さん。

ユーグレナを売るために、日本中を奔走した中野さん。

そして会社のトップとして、社員を導き、支え続けた出雲さん。

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前例の無い挑戦に挑む中での葛藤、挫折。失敗にも負けず、志高く前進し続けた3人と社員の方々。

代表の宝槻も、自身のこれまでの人生が重なったのでしょうか。

そのストーリーは涙なしには語れなかったようです。

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また、授業終盤に登場したSDGsに関連して、これからの未来について、出雲さんご本人から、子どもたちに向けたお願いがあるといいます。

持続可能な社会の実現のために必要な、究極解現実解

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僕は現実解としてのミドリムシに命をかける。

だからこそ、子どもたちには、自分の研究を越えていって欲しい。

生き物やバイオに興味のある子には、人工光合成の研究を。

メカや機械、物理や化学に興味のある子には、水素電池などの研究を。

地球の未来の為、共に挑戦して欲しい。

出雲さんはそう仰っていました。

出雲さんの言葉に込められた強い想いは、画面越しであっても、子どもたちの胸に届いたはずです。

さらに、授業終盤に登場した、お客様からいただいた一通の感謝の手紙。

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今でも毎日カバンに入れているというこの手紙は、出雲さんの最も苦しかった時期を救ってくれた大切な手紙でした。

この最初のお客様からの手紙を受け取ってから、出雲さんは誰に何を言われようとも、自信を持って自分の成そうとしていること、志を語ることができるようになったそうです。

バングラデシュの子どもたちにクッキーを届けることができたのも、日本の夢だった国産燃料を作り、ジェット機を飛ばすあと一歩のところまで来れたのも、最初のお客様からの感謝の言葉が支えとなっていたからこそ。

これほど人の支えになるものはないと、出雲さんは断言しています。

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そして最後に、出雲さんは子どもたちに向けてのメッセージを伝えてくださいました。

これから先、何か新しいことを始める時、夢に挑戦する時、たった1つだけ約束して欲しいことがあります。

それは、1人で船出をしないこと。

夢を持つことと同じくらい、辛い時、苦しい時であっても、応援してくれる仲間やお客様がいることは欠かせないです。

そんな人々が1人でもいることで、心がエネルギーで満タンになります。

だからこそ、同じ夢を持つ仲間、友達、お客様と1日も早く出会って欲しいと思っています。

出雲さんの言葉、志のバトンを受け取り、何の分野で子どもたちは活躍していくことになるのでしょうか。

どんな志を持って、世の中に羽ばたいていくのでしょうか。

どのような仲間と共に、その夢を追いかけるのでしょうか。

可能性を限定せず、自分なりの道を見つけ、活躍していって欲しい。

好きなこと、心から情熱を注げることに、支え合える仲間と共に全力で挑戦していって欲しい。

私たち探究学舎のスタッフだけではなく、出雲さんも、ユーグレナのみなさんも、その想いはひとつです。

出雲さん集合写真2

出雲さん集合写真1

出雲さん集合写真

(ライター:ホッシー)



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探究学舎
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