フグタ社長業務日誌【怒涛の後編】『二日連続』
フグタ社長業務日誌(巻8-2):5月7日(水)
中国の取引先社長がやって来た。お互い、あまり言われたくないことだらけだ。NGワードが色々あるので、会話には気を遣う。
本当は本場より旨い中華を食べに連れて行ってあげたかったが、「ギョーザ」がNGワードで引っかかった。急遽ぐるなびで近場のレストランを探す。
連休なのでどこも予約でいっぱいだ。秘書が、日比谷公園のフランス料理屋が一軒空いていたと言う。どこ?と聞けば「松本楼」だ。何のことはない、うちの親父とお袋が結婚式を挙げたところ。まあ、これも因縁か・・。
と、ここまでは昨日(5月6日)の話。
今日(5月7日)はほぼ一日、中国の社長さんとお付き合い。朝9時から歓迎行事の後、いったん社宅に戻って、今度は会社の玄関でお出迎え。女房も一緒に記念写真。
昼過ぎまで会議室にこもる。一応向こうも出張なので、少しは仕事をしているらしい格好をしなければならぬ。会議室に置いてあったデジタル地球儀「触れる地球」で遊んでから、玄関でお見送り。
お土産にパンダ2匹とオリンピックの招待券をもらったので、お返しにガスコンロを上げる。やはり中華は強火が基本だ。
午後6時19分退社、20分帰宅。着替えてまた出かけなければならぬ。中国社長を歓迎するパーティだ。女房同伴で午後7時6分出発。
会場について、あ、しまったと思った。晩餐会なのである。晩餐会というのはフランス料理に決まっているのだった。昨日も食った。二日連続か・・。2皿ほどパスした。