フグタ社長業務日誌『UFO未確認』
フグタ社長業務日誌(巻3-12):12月18日(火)
一生懸命仕事をしているフリをしようとしているのか、社内の各部署があちこちでプロジェクトを立ち上げる。そのため、本来の業務時間内で収まらず、始業前の早朝会議が増える。社員が勝手にやっている分にはいいのだが、社長も出席してくれといわれると、ほとほと困る。
昨日(12/17)の朝は、8時42分から同57分、「生活安心プロジェクト」に15分出て、その後「守衛室改革会議」同59分から同9時2分まで3分間出席。ほんとに顔を出すだけだ。今朝も8時11分から「ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議」に出て、その続きで「子どもと家族を応援する日本・重点戦略検討会議」に出席。挨拶するだけだから、何をやっているのかほとんど分からない・・。
朝からくそ忙しいのに、訳がわからんといえば、「UFO問題」である。
万寿堂さんから、わが社自慢堂では「UFOを扱っているか」という問い合わせがあった。正式な質問主意書がついていたので、わざわざ取締役会で「取引を確認していない」という公式見解を文書の形で出した。
午後6時38分から同42分まで、業界紙のインタビュー。
「万寿堂からUFOに関する質問が出た。自慢堂としては『確認してない』との答えだったが、社長の考えは?」
「まあ、そのご質問であれば、わたしはまだ確認してません」
ただ、社長室長のマチムラ君は、「公式見解は公式見解であり、私は個人的には、こういうものは絶対いると思っております」と、いつもとは違って妙にこだわる。ひょっとしてマチムラ君、宇宙人かしら・・。