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そっとお勧めしてしまいます。

YouTubeで村山由佳さんのお話されている動画を見た時この動画を見つけてすぐに見ることにしました。

小川洋子さんがご自分の書かれた『ことり』という小説についてお話されています。



小川さんに憧れていたので、あまり深く考えないで見始めたのですが、内容がとても深くてこの動画を見ることができて本当によかったと思いました。

人間だけが言葉というものを手に入れたことの意味や歌うということ、歌を歌うということが人にとってどんな意味を持ちどんな力を持っているのかということに深く触れられていました。

とても長い動画なので途中で寝てしまってちゃんと聞けていないところもあります。

でももう一度、いいえ何回でも見て聞いてわかりたいそう思わせてくれる素晴らしいものでした。

小川さんの小説に『余白の愛』というものがあります。
私はこの小説のタイトルを初めて見た時衝撃を受けました。

なんて美しい題名なんだろう、そう思いました。

そしてこのタイトルの内容を書くことができるのはこの人だけだと思った時から小川さんに憧れるようになりました。

小川洋子さんの小説は本当に独特で小川さんだけの世界観を持っています。

それはほかの作家の方もみんな同じだと思いますが、あの静謐な雰囲気は小川さんだけの特別なものでほかの人には出せないと思います。

その特別な物語に浸ることは素晴らしい体験だと思います。

物語ではないと救えない、変えられない、理解できないような気持ちを包み込んでくれるようなお話を書いてくださる人です。

本当に素晴らしい内容だと思いました。

よろしければどうぞ。

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竹原なつ美
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。

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