
佐藤愛子先生、降臨!!!
佐藤愛子先生のエッセイを、最初に読んだのは、父が、お店に仕入れるものの参考にするために買ってきた、nonnoという雑誌の連載でした。
お嬢さんとの毎日をつづられた、「むすめとわたしの・・・」
どのタイトルの頃なのか、あまりにも昔のことなので、ちょっと思い出せないのですが、とても楽しく、読ませていただいた記憶があります。
稲垣吾郎さんさんの番組に出演されていたのを拝見した時も、相変わらず、美しく凛とされていて感動しました。
ずっとお見掛けしていなかった間も、こんなに素敵でいらしたんだと思ったら、胸が熱くなりました。
先生の作品は、一緒に住んでいた祖母が図書館で借りてきて,、よく読んでいたので、すごい作家の方だと知っていましたが、私自身はnonnnoに連載されていたエッセイのほかには、ほとんど読んでいませんでした。
nonnnoのエッセイの中で先生は、ご自分の感じた不条理なことを、怒っていました。
それは、私憤というよりも、かわいらしい、ちいさな鬱憤という感じで、読んでいるとすっきりする楽しいものでした。
先生は、烈火のごとく怒っているのに、かわいらしい。
本当にチャーミングな女性なんだなあって、ちょっと憧れました。
最近の、自分に起こった不条理に、怒り狂っている私は、川行くなんて、全然なくて、いやもとい、かわいいなんて全然なくて、やめとけよーーー!っていう感じでしかないけれど、かっちーーーーーん!ときて怒っている状態の自分は、エッセイの中で怒っていた、愛子先生のイメージです。
怒り狂って、とりとめもなくなって、そのあとしーーんとしたときに、
佐藤愛子先生降臨!、って思うと、自分がちょっと許せます。
愛子先生ごめんなさい。
有名税だと思って許して下さい。
降臨するのが怒りじゃなくて、文才だったら、いいのにな。
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