#ひと色展 パーマネントクリムゾン ときめく背伸びの色
始まりはいつでも母で気づいたら今の私がここに生きてて
母を追い追いつけなくてつまづいて擦りむいた膝まだ乾かない
いつだってひなたの匂いあの頃の縁側の床光っていたな
光射す静かな部屋で見つめてた生きてる自分生きてる心
鼓動打つからだのなかに温かい心確かに存在してる
「大丈夫思いのままに生きなさい」子どもに言った重たい言葉
生きている今の瞬間それだけが確かなものでそれがすべてで
瞬間を掴む強さを持ちたくて走ってみたの風吹く街を
目も肌も髪も吹かれて晒されて見えなくなった自分と人が
吹き荒れた風消えた今あらためて身を整えて立ち上がります
母が今何考えているのかはわからないから考えちゃ駄目
さらさらと時間が過ぎていくけれど止める手立ては誰にもなくて
流れてく時間の中で変わらない何かを探す探し続ける
書くことの意味などないよただ書くの呼吸のように鼓動のように
晴れた空母は生きてるまだ少し伝えることもできる何かを
だから書く心を込めて大切に言葉は力言葉は命
たくさんの何かを生み出す力持つ言葉に愛を込めたい強く
たくさんの本を与えてくれた母込められた愛受けていた頃
壁のよう人の心は様々で決まっていない形も色も
手を離す放たれたもの消えてゆく私のまわり風が吹いてて
このイラストを見た時、お母さん、って、感じて、こんな短歌を書きました。
イシノアサミさんの素晴らしいイラストはもっともっとたくさんあります✨
ぜひぜひご覧になって企画に参加してください。
締切は24日だそうです。
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。