「朝ドラくらいのボリュームにはなったね」

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 WING SCHOOLスタッフと激動の日々を振り返り、笑いながら何度か話しました。公立学校・私立学校教師をそれぞれ早期退職し、オルタナティブスクール開校という未知の世界へ飛び込んだ仲間達。模擬授業全国大会優勝者・幼児教育の専門家・理科実験のプロフェッショナル等々、まるで映画の「七人の侍」のように個性豊かなメンバーが一人また一人と集まってくれました。「朝ドラになったら、どの役者さんが演じてくれるかな〜?」「あちゃみの役は綾瀬はるかはどう?」など大爆笑しながら話しました。でも、本当に朝ドラになってもいいくらいの激動のドラマがあったな〜と感じています。

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 「熊本に理想の学校を創る!」と公言してわずか2年間(構想は10年間)で2018年4月8日に開校したWING SCHOOL。学校法人が取れていない無認可のオルタナティブスクールに52名もの子ども達が入校してくれて、各方面の方々を驚かせました。

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 さらに皆さんが驚かれたのが、子ども達の様子です。
 どこにも負けない元気な笑顔と叫び声(?)が飛び交い、江津湖で一年中泳いだり水遊びをする小学生達。
 修学旅行や海外旅行さえ自分たちで企画し、飛行機もホテルもさっさと予約して実現しちゃう中学生達。
 先輩後輩の概念がなく、フラットにみんながニックネームで呼び合い学年を超えて仲良く遊び合う集団。
 いつ誰が見学・体験に来ても、全く物怖じせずいつもの通りの姿を見せてくれます。
 でも開校してすぐは、小学高学年の男子二人が取っ組み合いの喧嘩をしたり、いろんな理由で退校する中学生が続出したり、教育観の違い等でスタッフが対立したり、、、。本当に朝ドラの脚本に困らないようなエピソードが山ほどあります。
 開校してわずか3年でこのボリュームですが、本当はWING SCHOOLの目指すところは「朝ドラ」ではなく、「大河ドラマ」です(笑)。そのためには、WING SCHOOLの取り組みがやがて大きなうねりとなり、時代を変えるところまでいくイメージです。

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 私たちが目指すのは、教育界から「新たな時代」を築くうねりを起こすことです。「新たな時代」では、子ども達からお年寄りまであちこちで夢を語り合ったりやりたい!と思ったことにチャレンジしたり、自分なりの幸せな日々を笑顔で過ごしています。食も医療も政治も金融もいろんな分野が人々の本当の幸せを願って創意工夫されながらどんどん改善されていきます。自然環境も本来の美しさを取り戻し、楽園のような風景があちこちに広がっていきます。
 一人一人が自分らしく輝いて生きる「新たな時代」へのうねりを教育界から起こすために、日本全国の公教育が変わる必要があります。WING SCHOOLプロジェクトは、日本の公教育を変え、新たな時代を築くための壮大なチャレンジです。

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