防災クッキングアドバイザーとして
前回、防災クッキングアドバイザーになるまでの経緯を書きましたので、
今回は熊本地震での活動内容等を書いていこうと思います。
・熊本地震の被害
・益城町の被害状況を目の当たりにして
・支援活動
・熊本地震の被害
今から4年前の2016年4月14日(前震)と16日(本震)が発生しました。
被害状況は、
死者 273人 直接死 50人
関連死 218人 豪雨被害関連死 5人
負傷者 2809人
避難者数 183,882人
被害総額 最大4.6兆円
4月14日 21 時 26 分にマグニチュ ード(M)6.5、最大震度 7 の地震が発生し、 続いて 4 月 16 日 1 時 25 分にも同じく熊本地 方を震源としてマグニチュード(M)7.3、最 大震度 7 の地震が発生した。同じ地域におい て続けて震度 7 を 2 回記録するという未曾有 の都市直下型地震となった。
・益城町の被害状況を目の当たりにして
国崎信江氏から、被災者の方の為に「防災カフェを開きたい!」
避難所のお弁当生活ではなく、自分達で食事を作って食べたい!という声があるので、手伝ってほしいと声かけをいただき、
そのお手伝いをする為に、熊本へ行きました。
私は初めての被災地入りに言葉など出ず、
ただ息を飲む事しか出来ませんでした。
空港から直ぐに町内を巡り、言葉では言い表せないほどの被害を目の当たりにしました。この時の体の内側から湧き上がる感情は、決して忘れることはないでしょう。
・支援活動
益城町を回り、その後広安西小学校へ行きました。
実情は、幸い学校は開始していましたが、給食センターがやられてしまい、お昼はコンビニなどのお弁当だと聞きました。
小学校の体育館が避難所で、そこでも同様に3食がお弁当だと聞きました。
災害時の温かい支援はとてもうれしいですが、毎回お弁当というのも辛いものがありますね。
そこで、つかの間でも和んでいただこうという事で、最初は体育館脇の通路にテーブルと椅子を設け、ちょっとしたお茶が飲めるスペースを作りました。
お茶を用意し、皆さんとたくさんのお話をしましたが、皆さんとても辛い体験をしているはずなのに、とても明るくお話をしてくれて、あっという間に時間が過ぎていきました。
翌日は同小学校の家庭科室で、被災者の皆さんと一緒に楽しくご飯づくりをしました。
この時のメニューは、
アルファ化米を使ったチャーハンと餃子、中華スープとなりました。
皆さん、久しぶりに包丁を握った!ご飯を作った!と大変喜んでくれました。
被災してしまった人達にとって、何気ない事が本当に幸せを感じるんですね。
そんなお手伝いができて、本当によかったな!と思いました。
短い滞在時間でしたが、熊本で感じたことを今後に活かし、これから発信していけたらと強く心に決めた瞬間になりました。
防災クッキングアドバイザーとして活動もしておりますが、個人で防災アドバイザーとしても活動をしています。
皆様により多くの情報を発信していくために、防災に関しての詳しい内容や防災クッキングレシピは有料記事にさせていただく事がありますことをご了承ください。
防災クッキングアドバイザー、防災アドバイザー 、ポリ袋料理研究家
地曵 美香
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