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【イベント報告】ワタシたちの教師生活がたのしさで大変革!(会員限定アーカイブあり)

 先週日曜日、東京都の公立小学校で教師をされている若者教師の林樹里さん、舟橋勇佑さん、鈴木健太さんの3人に、「ワタシたちの教師生活がたのしさで大変革!」というタイトルで、教師生活のことや日常を語っていただくイベントをオンラインで行いました。27名の参加でした。

 また、本イベントは、雑誌『たのしい授業』(出版/仮説社)の連動企画でもあります。2024年11月号及び2025年1月号に掲載された3人の記事をより深堀りしようというものでした。

●内容

 会のはじまりは林さんの雑誌『たのしい授業』(仮説社)を定期購読したくなった理由、および現在読んでいる中での雑誌の魅力や活用法を語ってくれました。林さん曰く、「ちゃんとマネできて(再現性がある)、しかも子どもに確実に喜ばれるものが紹介されている。他の雑誌や本では、再現性がなかったり、実施しても子どもからの反応がイマイチだったりすることがある」とのこと。

 その後、若手教師の二人からは、「教師になった初任の頃の迷い」などを語ってくれました。初任だった林さんが、教科書授業を工夫しても同僚からの反応がイマイチで「あれ?授業って工夫したりたのしさを追い求めたりするものじゃないの?」と自分自身の意欲や軸が見えなくなっていた頃の話や、周りと違う実践をすることに対してどうしても心配要素が先に立ち、中々たのしい授業実践に踏み切れなかった舟橋さんの話などなど。

 そういった状況から、たのしい授業学派(仮説実験授業会員)である学年主任の鈴木さんがどうやって二人と関わっていったかが語られます。内容をちょっとだけ紹介すると、鈴木さんは4月の冒頭、同じ学年を組む二人に「やりたいことやって」とさわやかに語ったそうです。その時のふたりの気持ちは・・・!?どうやら「やった~♪」だけではなかったみたい(笑)。そんな4月の学年スタートの話から、「どうして現在たのしく教師生活を続けられているのか」という話につながっていきます。
(興味がある方は…ぜひアーカイブ本編をごらんください♪)
 
 そんな3人との出会いや現在の話が盛りだくさんの1時間30分でした。
教師として「やりたい(伝えたい)ことがある」「なおかつ、その内容が子どもたちがたのしいと感じてくれる」があるというのは、3人にとってアタリマエかもしれないけれど、一般的には少数派かも!?しれません。
 だって、ボクの職場は中学校だけれど、高校受験が終わったあとの中学3年生の3月の授業の際、多くの同僚が「授業何しよう…」「誰か授業のコマもらってくれないかな…」ってつぶやいているもの(汗)。きっと3人は、どんな職場になっても、子どもやたのしさを追い求めて教師生活を送ってるんじゃないかな。

 そして、3人の人柄のスバラシサと合わせて、雑誌『たのしい授業』や仮説実験授業という存在も大きい要因であるようでした。

●最後は何やる?

 終盤に「小6の担任として関わるのはもう40日ぐらいだけれど、最後に子どもたちとどんなことでたのしんでいきたい?」と質問がありました。
 3人の回答は、「仮説実験授業の授業書《宇宙への道》や《生物と種》《不思議な石、石灰石》をやりたいなぁ~」なんて話だったり、「たのしくやれるマット運動の実践もやりたいよなぁ~」などと笑顔で語ってくれました。

 参加者の中にはウナウナうなづいている人もいましたが、全国の小学校現場から見たら、きっと異常な光景&会話です(汗)。宇宙の授業?石の授業?それをやりたいの?それを子どもがたのしんでくれるの????

 でも、そういう教材・授業実践が実際にあり、子どもたちも「たのしかった~」「学びがいがあったなぁ~」「中学校でも受けたいなぁ~」と語りながら卒業していくようなのです。そして、そういった教育は「教育科学」として、再現性があるのです。(誰でもマネできて、教師も子どももたのしい)

 そんな、ステキ教育実践を行っている若手教師3人の話は昨今の「今の学校現場は忙しい」「学習指導要領も盛りだくさん」といったブラック情報を吹き飛ばす、たのしさあふれる教師生活を想像させるステキな内容でした。
参加は、3人同様若手教師からの参加もあれば、学校現場を退職したベテランの参加も…。その年代も、それぞれの立場や考え方と照らし合わせながらたのしんでくれたみたいです。

 参加者からの感想を一部紹介します。

●感想

いい話をたくさん聞けて、幸せな時間でした。3人ともキャラが立ってて、どの人の話もおもしろいんだけど、3人がリアルに同じ学年っていうのがステキすぎだなぁ、3人だから話が映えるなぁって思いました。じっくり時間をかけて準備していくタイプの健太さんに、深成岩みたいにゆっくり変革されていった2人の様子が伝わってきて、とても心地よかったです。
 全部の話がおもしろかったけど、特に樹里さんの、だんだんやっているうちに「仮説ってこういうものかってわかった」という話がとても興味深かったです。ぼくも最初は、わからなかったから。きっと子どもは喜んでいたのに、それに気づける資質がないからなんじゃないかなって、ぼくは思っているだけど、つまり、やっているうちに子どもが喜んでいるってこういう感じなんだってわかっておもしろくなる、と思っていたんだけど、「自分で授業をたのしめるようになっていって変わった」という視点はなかったので、なるほど、それもあるかもなぁって思いました。いろいろ考えちゃいました。いい話でした。
 健太さんがそういう雰囲気なんだろうけど、とにかく、自分がたのしみたい、しかも、あんまり派手にやってないで、自分の手の届く範囲で、でもじっくり準備してる姿に、いいなぁって思えたんだろうね。今日の様子で、すごくわかりました。これは沼るわ(笑)。
 卒業に向けてやりたいことの質問にも答えてくれてありがとうございました。ぼくも「やるぞー!」って元気がもらえたお話でした。3人の大ファンです。またこの会をやってもらいたいです!(峯岸)

今回の若者3人の話を聞かせてもらいながら、若かりし日の自分を振り返っていました。今よりも放課後とかにゆとりがあったので、僕も他の職員相手に「ものづくり」や「授業書」の講座などをやっていました。「折り染め」などのものづくりは実施してくれるのですが、授業書はハードルが高いのかほとんどダメでしたね。今はもっとハードルが高くなっているのでしょうね。その中で林さんや舟橋さんが取り組むようになったことは素晴らしいと思います。これはやはり「タイミングと運」さらに「人」だと思います。僕自身、大学時代に友人にたまたま仮説社に連れて行ってもらったおかげで仮説に出会うことができました。それがなければ、仮説とは無縁の教師生活を送っていたと思うとゾッとします。あと鈴木さんに対しての小川さん、林さん、舟橋さんに対しての鈴木さんという人との出会いが大きいと思いました。 
 若者たちの話を聞いていると、何かうれしい気がして活力をもらえます。ちょっと場違いなジイさんがいるなと思うかもしれませんが、また話を聞かせてください。ありがとうございました。(森)

  そんな当日の動画をアーカイブに残しています。メンバーシップ会員(月額100円)にはいつでも見れるような仕組みになっています。ご興味ある方はご覧くださいませ。

P.S. 本記事を読んだりアーカイブ動画を見る中で「若者3人にエールや感想を届けたい!」「応援したい!」「仲間に入れて!」「その実践どうやってマネするの!?」などありましたら、お気軽にコメントやDMください。本人たちに都度連絡したいと思います♪。

(ここからはメンバーシップ会員限定)

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