【簿記3級】一週間で受かると聞いて一週間で受かった話。
みなさん、こんにちは。tanoです。
私は受験前に、「簿記3級は1週間で受かる」と聞いて、「いやいやそんなわけないやん」と思っていました。
ですがタイトルにあるように、
結果だけでいえば、
簿記初心者の私が
ゼロから勉強して
独学で
1冊のテキストだけで
1週間で
1回の受験で
合格することができました。
私はプロフィールにもありますように、臨床検査技師という医療系の仕事をしていて、会計とは全く縁のない社会人でしたので、簿記初心者と言って差し支えないと思います。
このnoteは、
簿記3級が気になっている
簿記3級に短期間で受かりたい
こうした方に届いてくれるととっても嬉しいです。
もちろんですが、(私が受験するまで全然知らなったように、)簿記3級を詳しく知らない方もいらっしゃるかと思うので、
簿記3級の一般的な概要
簿記3級を受験した私の体験談
以上の2本立てでお送りします。
要点だけ見たい方には目次から飛ぶことで、スムーズに読み進めていただけます♪
簿記3級の試験概要
まずはじめに、簿記3級のかんたんな試験概要から!!
年間約32万人の受験者数を誇る超人気資格試験
試験時間60分
CBT形式
受験資格はだれでも!
受験料4950円
100点中70点以上で合格
簿記3級の難易度・合格率
簿記3級試験ですが、難易度は高めと言われている試験です。
合格率は、
合格率40%程度
となっています。
ちなみにですが、受験回によっては、かなり難しい場合で
合格率27.1%
という大外れの回があります。
いろいろな資格試験がある中で、「3級でこの合格率の低さ」は特徴的です。
おそらく、この記事を読んでくださっている方の多くは簿記初心者で、かつ独学で取り組みたいと考えている方が多いですよね?
ですから、この合格率をそのまま捉えてしまうと大きな誤解が生まれるので
次の点を知っていてください。
大学や会社などの団体受験者や、受けさせられている人も少なくない。
つまり、あまり受かる気がない人が受験している場合があるから合格率は低くなりがち。
けれど、
あるスクールの合格率は80%以上。
だから、スクールに通っている人は余裕で受かっていて、独学の人が合格率を下げているかも。
この2点をふまえると、合格率の見方が少し変わってきませんか?
受けようと思った理由
私が簿記3級を受けようと思った理由は3つあります。
フリーランスとして働きたいと思った時に必要そうだったから
大学生の時に友人が取得していて興味があったから
簿記は「理系が有利」みたいなことを聞いたから
のちに、全然そんなこと関係ないことが判明するんですけど
みたいな噂聞くことありませんか?笑
ちょうど、私は理系だったので、なんとなく取り組んでみようかなと思いました。
私の試験結果
私の得点は、
76点/100点
7割以上で合格となる試験で、なんとかギリギリ合格点を超えることができました!
もちろん、もっと勉強すれば高得点を狙えたかもしれませんが、私はとりあえず短期間で受かりたかったので、目標が達成できて一安心しました。
実際にかかった勉強時間
こうして私は無事に1回目の受験で合格できたわけですが、受験までには40時間程度の勉強時間がかかりました。
調べてみると、
なので、私の50時間という勉強時間はやや少なめで済んだのかなと思っています。
1週間で合格したと言いましたが、40時間/7日間=6時間/日
なので、1日6時間くらい取り組みました。
毎日6時間勉強するなんて社会人には不可能だ!
いや、私も実際そうなんですけど、
1週間だけ続ければいい
好きな1週間を選べる
簿記3級はインターネット受験なので、家から一番近いテストセンターで受けることができます。
しかも、統一試験と違って、席の予約を受験の3日前にさえできればいつ受けてもいいので、
自分の一番余裕のある1週間で
なんなら1日は有休を使って
こう考えて取り組むことで、実践できました。
ただ、ここまでで
注意点がありまして、
いや、言い換えると、
これが難しいと感じる人と、かんたんと感じる人に分かれる理由です。
YouTube動画やブログ記事で「1週間で1ヶ月で受かった」みたいなの、
たくさん見かけますよね?
一方で、合格率が40%しかなくて、なんなら10万円弱払ってスクールに通う人もいるなんて
つまり、簿記独自の考え方をつかめるかどうかにかかっていて、
暗記要素は少ないし、
勉強時間をかければ合格できるものではないというのがポイントです。
使用したテキスト・問題集
買った理由を正直に話すと、
一番人気で、よく売れていたから
TAC出版ならとりあえずOKかなと思ったから
この2点です。
とくに付録が充実していて、1冊で完結しているところが魅力的だったと思います。
何よりも、あくまで一例に過ぎないですが、
これ以上に問題を解いたりする必要もなかったし、解説が物足りないところもありませんでした。
受験の際はぜひ購入を検討してみてください。
ただ、控えめに言って、「このテキストでなければならない」みたいことはありません。
自分に合いそうな、好きなテキストが見つかれば、とりあえず大丈夫です。
私が合格できた勉強方法
少し大げさなタイトルになっていますが、私が合格した勉強方法を一例として紹介します。
概説するとこんな感じ。
テキストは単元ごとに進める
単元ごとに「Webアプリ・仕訳猛特訓」をやる
スキマ時間は徹底して「Webアプリ・仕訳猛特訓」に取り組む
チャックテストと模擬試験プログラムをよく復習する
以上のような取り組み方をしました。
実は平均的な勉強時間が80~100時間だとして、これを1週間で達成しようとすると、
1日あたり12~14時間になってしまい、社会人には不可能なスケジュールになります。
ただ、「簿記はコツをつかみさえすれば簡単」というのもまた事実で、パターン化できれば
文字通り「作業感覚」で進めることができます。
つまり短期間でかんたんに合格したいのであれば、
効率的に進める
早い段階で簿記に慣れる
この2点が重要です。
テキストは他の資格試験であれば、まずは1周目の通読が一般的ですが、簿記初心者が簿記3級のテキストを通読するとなにもわかりません。
また、効率的に進めるためには、仕訳の練習が欠かせません。
そしてこの「仕訳練習」というのが、テキストの特典にある、「Webアプリ・仕訳猛特訓」のことです。
スマホやパソコンで取り組めるので、スキマ時間にぴったりです。
最速で合格したい⇒仕訳を極めるべき
簿記3級は70点以上で合格ですが、
まさか、1週間の勉強で高得点を狙ってなんかいませんよね?
高得点で合格したいならゆっくり勉強すべきだと思います。
実は制限時間60分というのが、めちゃめちゃ厳しい試験で、スムーズに解答しないとあっという間におわっていまします。
第1問:45点
第2問:20点
第3問:35点
配点はこんな感じ。
で、ここからが重要です。
第1問:仕訳するだけで簡単
第2問:いやー補助簿はなぁ…
第3問:財務諸表などのメインディッシュ
かんたんに説明すると以上のようになります。
もちろん、補助簿でも財務諸表でも仕訳から始まります。
つまり、事前に勉強している段階で仕訳を極めておいて、第1問の45点を確実に取りに行くことがとてもとても重要です。そして、第2問はあっさり目に取り組んで、メインの第3問に時間をかけたいというところでしょうか。
それくらいに第1問と第3問が重要ですし、第1問と第3問ができれば第2問で得点できなくても70点を超えることができます。
おわりに
簿記3級の受験に至った経緯から1週間で合格できた勉強法、試験概要まで解説してきました。
簿記3級に合格すると、会計の知識が深まって、転職活動や就職活動に有効活用できる可能性が高いです。
この記事を読んで、簿記3級という資格に少しでも興味が出た方がいれば、嬉しいです。
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それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
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