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TDLが巧妙に仕掛けた『カラクリ』の世界

みんな大好きディズニーランド。

私がマーケティングや心理学に興味を持ったきっかけにもなった「人の心や性質を考慮した仕組み」が数多く使われています。

一番有名なのは、
★ディズニーランドのトイレには鏡がない?という話。

人はどんな盛り上がったり、夢見心地の気分になっていても、自分の顔を鏡で見たとき、現実に引き戻されてしまうという性質があるといわれています。
そのため、非日常の気分から覚めることがないように、
トイレに鏡をつけないようにしているのだそうです。


こんな感じで、心理学的に巧妙に仕掛けられた数々を紹介していきます。

★シンデレラ城が白い理由。
「白い建物の方が、赤い建物などに比べて遠くにあるように感じやすい」からあえて真っ白に塗ってるそうです。
→狭いテーマパークを少しでも広く感じてもらうために、人間の心理を考慮して白い壁、青い屋根が採用されてます。つまり、TDLの象徴的な建物には、「色彩心理学」が使われているというわけですね。


★ ディズニーの建物の遠近法!
→分かりやすいのがワールドバザール。2階、3階と上にいくにつれて窓が小さくなります。シンデレラ城も同様で、上に行くほどタイルが小さくなります。
ワールドバザールの幅は均等ではなく、エントランス側の方が広くシンデレラ城側は狭いです。
これはわざと見えにくくして期待やわくわくを作っています。

★入り口から続くアーケード街を抜けて、シンデレラ城に向かう道。
まっすぐに進むことは出来なくて、池を大きく迂回していく構造になってます。
→来園者が歩く距離を少しでも増やすことで、パークを広く感じてもらうようなカラクリです。


★BGMに異常に気を遣っている?
→ディズニーランドでは、気分を盛り上げるために舞浜駅から音声が工夫されているのだそうです。最初は、静かな曲次第にテンションの高いマーチなどが流れるように設定されています。

→もちろん、パーク内も、エリアごとにきっちりとBGMが使い分けられており、ゲストの気分を盛り上げるために、スピーカーの位置、方向まで計算しつくされています。エリアの境には音が混じらないように消す工夫(滝の音等)があります。

★テーマ毎に床が異なるのも非常に有名です。
→アドベンチャーランドはグリーン、トゥモローランドはブルー等です。

いかがでしたでしょうか。
言われてみれば、確かにそうかもって感じてたのでは?

次に遊びに行く時には、色々気にして歩いてみると色々な発見があってさらに楽しくなるかも🦆

それではまた〜👋

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