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遠距離恋愛

いつも書いていますが、
僕と彼女は400キロ程の距離に普段いる遠距離恋愛中。

店を構えてから仕事が忙し過ぎて、かれこれ2か月程、丸々1日フリーの休みが取れずにいる為、会えていない。

何かを立ち上げて継続していく時にエネルギーって必須で、漏れなく必死こいて働いている。
仕事馬鹿なので、働く事は全く苦にならない性分に加えて、当然ながら多忙は非常に【楽しい】にカウントされる。

単発ならばここまで集中しないでも良いんだが、地固めともなると2、3年は覚悟してはいる。

何故に店を構えたかと言えば、単純で阿保過ぎる見解だが、彼女と一緒にいたいから、が始まりだった。

彼女は料理が好きだ。
彼女がカウンターで料理して、僕は同じスペースで仕事が出来て…と思って始めた。

彼女は深く物事を掘り下げてドツボに嵌ると、どっぴんしゃんで『うり(彼女の仮名)、何が出来るかなぁ…』とよく言ったりする。

『うりの特技って何だろう?』

彼女にそう聞かれると

人は大体人並み以上に自信や継続をしていないと答えられないものだというのも分かるんだが…

僕から見て、
歴史オタクと、マイブーム的なテーマがある料理と食べる事は特技と言えると思う。
そもそも、特技は自分に自覚が無ければ特技とも言えないとも思わなくもないが。

彼女が好きな事をして、毎日が楽しいと思えて、幸せだと感じてくれたら僕も幸せだと思うから、箱物を持つのが嫌な僕が店を構えた経緯がある。

僕も僕なりに彼女を想っての決断ではあったんだが、やはり継続は根気がいるしスタートが肝心な訳で優先的に仕事を詰め込んでいる…内に手帳は予約で埋まっていく。
有難いんですけどね、会う余裕が持てない。

彼女は1人の時間を前よりも楽しむようになったと見える。

何をしているかと思えば、


僕と彼女の人形を作ったり



これはLINEスタンプなんだけど
2人の写真を使って自作していたり

僕の思考ではしないであろう事ばかりして、一興をくれる。
それこそ手間暇をかけて。


健気だなと思うわけだ。

こんな事ばかり考えている脳味噌って凄いと思う。

僕はとても幸せ者だ。
いつも有難うね。

僕にはもったいないくらいに真っ直ぐで一途に想ってくれる10歳下の彼女。
人形はいつも一緒にいさせてね、と。


気合い入れて仕事しようって思う。


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