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探究フィールドワークプログラム「まちなか活性化の現場に潜入!」実施レポート

盛岡という星でBASE STATIONでは、イベントプログラム「盛岡という星でタンキュー部」をはじめ、探究活動に取り組む高校生が地域とつながることでより活動を盛り上げることができるよう、地域とのマッチングや活動プログラムの実施といった機会の創出に取り組んでいます。
夏季休暇中の7月26日(水)、27日(木)、31日(月)の3日間には、「探究フィールドワークプログラム」として、各日程でテーマを設け、盛岡市内の高校生が実際に地域をフィールドワークして新しい興味や疑問、課題を発見するためのプログラムを実施しました。
今回の投稿では、そんなフィールドワークを通じて参加者の皆さんが見つけたトピックをご紹介したいと思います。



まちなか活性化の現場に潜入!編

1日目の7月26日(水)は「まちなか活性化の現場に潜入!」というテーマで肴町・紺屋町界隈をフィールドワークしました。まちなか活性化のために、さまざまな取り組みをされている方々のお話しをお聞きしながら、その現場について実際に見て回ることで、参加者の皆さんの新たな興味につなげていただくことが目的です。
また、今回のプログラムでは参加者の皆さんがそれぞれの視点で見つけた「すごい」と思ったポイントや興味・関心を持ったことについて、情報発信にチャレンジしていただきました。もっとたくさんの人に知ってほしいと感じたことや、活用してほしいと感じたことを考えながら、フィールドワークに参加することで、まちの魅力や課題をより深く自分ごとにしていただけたと思います。


フィールドワークのスケジュールはこちら

〇ござ九・森九商店
ござ九さんでは、紺屋町スタンプラリーの取り組みを中心に、紺屋町界隈の客足を増やすための工夫や、まち並みの歴史についてお話しいただきました。
ルート:中津川沿い~紺屋町番屋~BOOK NERD~長澤屋~関口屋~草紫堂~ござ九

〇肴町商店街
盛岡市経済企画課の皆さんに肴町商店街をご案内いただきました。参加者の皆さんは、制服や教科書の受け取りなどで訪れる印象が強いようで、興味津々で見学していました。
ルート:旧葺手町~バスセンター~肴町商店街


フィールドワークを通して、「参加した皆さんが見つけた盛岡」を一部ご紹介します

①「街の歴史と現在」
・それってどんなもの?
京都の街よりも古い建物、空襲の影響を受けず現代まで残った建物など、歴史的な建築物がいくつもある。森九商店さんもその一つ。
・推しポイントはどんなところ?
昔のものが今でも残っているという貴重さ。そこを利用しお店を開いているなどの、今でも続く歴史。古いというものだけではなく、今も使われているもので、歴史は今も作られている

#今も残り続けるもの
#スタンプラリー
#作られていく歴史


②「ござ九のスタンプラリー」
・それってどんなもの?
車では通るけれど、なかなか歩かなかったり、お店の中には入らなかったりし、遠のいていた客足をスタンプラリーをすることで普段利用しない人でもお店に入るきっかけになり、お店のことを知ってもらうチャンスになるもの!!
・推しポイントはどんなところ?
消しゴムはんこがとにかくかわいい。全てのお店をまわってコンプリートしたくなる!!健康にも良い&素敵な商品もあり、一石二鳥。

#巨大たわし
#スタンプラリー
#消しゴムはんこ


③「盛岡市肴町アーケード商店街に込められた街の『心』」
・それってどんなもの?
肴町アーケード商店街とは、市内中心部の東側にある、盛岡唯一の珍しい全天蓋式アーケードのある商店街。誰もが気軽に訪れる、町の中心的な商業の街。
・推しポイントはどんなところ?
なんといっても全天蓋式のアーケード。お店の人はもちろん、訪れる人々に1年間いつでも活用してもらいたいという願いから生まれたこの天蓋。全長が365mという所にも、街に込められた思いが伝わります

#肴町アーケード
#1年中楽しめる
#天蓋式


④「盛岡ではめずらしい歩行者天国の商店街」
・それってどんなもの?
盛岡では肴町でしかやっていない歩行者天国の商店街。通りの真ん中には、服や文房具、花火などもあり、簡単に手に取りやすく、歩いていて楽しい所。
・推しポイントはどんなところ?
2024年には新しい商業施設が開業される予定であり、これからより活性化するであろうところ。他にも近くにはカフェなどがあるところ。

#歩いて楽しい


プログラムを通して、参加した皆さんからは、「まだまだ盛岡の知らない所がたくさんあるのだと感じることができた」「自分の知らない場所を詳しく知ることができたし、行ってみたいと思う所ができたのでよかった」「知らないことを知るのと自分で歩いて見ることの楽しさを実際に体感できた」といった感想があがりました。
今回のプログラムで実践した、自分自身の目で見つけたことを深掘りして、アクションしていくというプロセスは、探究活動に限らずどんな活動にもつながることだと思います。参加者の皆さんにはぜひ今回のプログラムで新しく見つけた皆さんなりの「盛岡の魅力」を、発信する活動につなげていっていただけると嬉しいです。
 
次回の投稿では、探究フィールドワークプログラムの2日目、「つながる場所づくり体験!」編を掲載します。

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