人と会うたびに相手の好きなことを聞き出してみた結果
最近、バイトや友達と会う際、あることを聞くようにしています。
それは、「最近なんか好きなことある?」です。さらに、答えてもらった「好きなこと」は一通り目を通すようにしています。
なぜこんなことを思いついたのかというと、自分の興味関心のアンテナをもっと広げて、もっと好奇心を持ってワクワクしていたいからです。
説明すると長くなってしまうので、以前の記事で詳しく書いています。もしよければご覧ください。
この試みを始めてから2週間ほど、バイトや友人と会うたびに「なんか好きなことある?」「最近おもしろいことあった?」と聞いてまわりました。
厳密に数えたわけではありませんが、すでに10人以上の人から好きなことを聞き出すことができました。
聞いてみるとやっぱりおもしろくて、イメージ通りの答えを返してくれる人もいれば、「この人がまさかこんなことを…」と思うこともしばしばです。
マンガやアニメが好きなバイト先の後輩(女の子です)からはハイキューの魅力を語られ、ゴリゴリの少女漫画をおすすめされたり(ハニーレモンソーダ)。
映画好きの男友達からはひたすら海外映画を語られ(ナイトオンザプラネット)、ミステリー好きの人は湊かなえの「告白」を貸してくれたり。
この試みをしなければ知らなかったし、話さなかったことがたくさん聞けて、個人的には大満足でした。
紹介された内容以外に、この試みを通して考えたことがあります。それは、「自分の好きなことを人に話す機会はめったにない」ということです。
好きなことを周りに聞き始める前は、「人の好きなことを聞いたら、お返しに自分の好きなことも答えないといけないかな。」と思っていました。
「私はワンピースにハマってるんですけど、逆にたんこぶさんは何が好きなんですか?」みたいに。
いざ聞かれたらどう答えよう。やっぱりコーヒーのハンドドリップかギターかな。それじゃつまらないからアメリカのドラマかな(ヤングシェルドンとか)
そんなことをずっと考えていたのですが、周りに聞き始めるとその心配はいらないことがわかりました。
好きなことを聞くと、相手が語り出します。僕としても知らないことだらけなので、たくさん質問します。すると相手がもっと熱を込めて話し出します。
話が終わりかけても、「いやー、絶対にあのドラマは見てほしいな。あ、そういえばあの映画もすごくて…」のように、強制的にストップしない限り(バイト中にお客さんが来たとか)、話は途切れることはありません。
みなさんもやってみたらわかると思うのですが、好きなことを話している人の目ってとんでもなくキラキラしていて、普段無口な人も一生懸命魅力を伝えようとしてくれます。
その姿を見ていると、好きなことを人に話す機会がいかに少ないかを実感します。それと同時に、「ああ、聞いてよかったな」と心から思えるのです。
思いつきから始めたこの試み。好奇心のアンテナを増やしたいという自分本位の動機でしたが、これからも続けていきたいと思います。
P.S 今日バイト先で、初めて「たんこぶさんは何が好きなの?」と聞かれました。やっぱり聞かれると嬉しかったです。普段から周りをよく見ている方だったので、さすがだなと思いました。
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