嫁は娘ではない!
ほんとうの娘と思っているからね 実の娘にそれやりますか?『 娘 』(うたの日12/19)
ときどき姑に対する愚痴短歌を作って溜飲を下げてます。この歌もそんな一首。
姑には娘はおらず息子二人、そして亡き義父の中で紅一点で暮らしていました。だからでしょうか、とても面倒見がよく女子力も高いです。主婦としてこの家を切り盛りしていたという自負も持っています。若くして嫁いだのですべて独学で身につけていったようです。ただアップデートされていないのです!The昭和です!!それをありがたく伝授して下さいます。
さて、姑は娘が欲しかったようです。近所の友人が「娘とご飯食べに行った」「娘にハンドバッグ貰った」などというのを聞いては「いいわね〜、うちは男しかいないから…」と返します。
そこへ都合よくやってきた嫁(わたし)。「本当の娘だと思っているから」とどこかで聞いたようなセリフを言われ愛想笑いするしかありません……。
姑には理想のヨメ像、理想の娘像があったようだけど残念ながらそこからことごとくかけ離れたわたし、姑の描いた台本の中の女優な気分で乗り切っています。