恋のドキドキが懐かしい
少しづつ整ってゆく拍動 恋は愛へと育ってゆけり
『 動 』 (うたの日10/31)
ドキドキするのが恋、安心するのが愛と言われている。確かに恋をしているときは気持ちの揺れ動きも大きい。
好きな人と目があっただけでドキドキ、手が触れたらバクバク、なかなか連絡が取れないと心配でソワソワなど心は忙しく動いている。それが恋の醍醐味ともいえなくはないが。
さて、付き合いも長くなり相手のこともわかってくると信頼関係も出来てきてほっとできる存在になってゆく。多分このあたりが恋愛でいちばんいい状態なんだと思う。やがて生活をともにするようになると逆に見たくなかった部分が見えてきたりする。紆余曲折を乗り越えたらもう見えないけれどそこにあるのが当たり前の空気のようになっていく。
恋愛ドラマを見ていると、私が恋していた頃と通信手段やライフスタイルは変わっても相手の気持ちに一喜一憂するすがたは変わらないなと懐かしくなる。まあ、源氏物語の時代から変わってないんだからたかが2、30年で変わるはずもないか。
それにしても最近ドキドキするのは替わりかけの信号で走った時だけどいうのはちょっとかなしい。