バイキングから見える個性
ランダムに選んだはずのバイキング代わり映えせず染み出す自分『 ダム 』(うたの日11/8)
最近は朝食だけでなく夕飯もバイキング形式で食堂で食べるスタイルの宿が多い。好きなものを好きなだけ食べられて品数も和、洋、中、そして地場の名物と揃っているのがうれしい。お子様ランチのプレートのような区切りのある皿に好きなものを盛りつつ進んでゆく。テーブルにつくと同行者それぞれのチョイスが少しづつ違っていておもしろい。「え〜それどこにあった?」などと見比べながら食べるのも楽しい。
しかし選びきれないほどの選択肢があるなか気づくといつも同じようなものを選んでいるような気がする。みんなの皿を見てもそれぞれ個性が現れている。それが”自分らしさ“というものなのかもしれない。
もし私が歌集を出すことになったら「いろんなテイストの歌が入っているけど、どこか"まつきらしさ"があるよね」と言われたい。