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数学アレルギーの言い訳

算数と数学の橋渡れずに小6のままどんぶり勘定
『 算 』 (うたの日11/21)


数学アレルギーである。そりゃもう算数の時代から。九九あたりまではなんとかついていけたが、分数や小数点、マイナスの数字が出てきた頃から怪しくなってきた。

2分の1や4分の1ぐらいはまあるいデコレーションケーキの切り分けをイメージすれば何となく分かる。でもそれ以外の8分の3とかになると訳わからなくなる。

文章問題でも「太郎くんは花子さんより5分遅れて出発しました。太郎くんが花子さんを追い越すのはどこでしょう」なんて問題を見ると、算数の問題だということがすっかり抜け落ちて、太郎くんが遅れたのは何があったんだろう?追いついたのに何も言わずに追い越すの?などとサイドストーリーに妄想を飛ばしているうちに時間切れとなってしまう。

数学は積み重ねの学問だと言われている。算数の時点で積み損ねた私がついていけるわけがない。早々に諦めて、お釣りの計算ぐらいが出来れば生きて行けるわ!と開き直っていた。(セルフレジが普及してお釣りの間違いの心配が不要になる未来までは想像してなかったが)

今でも1円単位までキッチリ割り勘にする人は苦手だ。私が幹事の時はざっくり割り勘で持ち出しになることもあるが、数字以外のところでプラスになることもある。世の中には数字だけで測れないことは溢れているのだ。

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