ベジタリアン生活、実践の記録

ここ数年ベジタリアン食をたまに生活に取り入れていて、こういった話に関心がある人がいるかも知れないので書く。あとオーガニック食の話も少し。

が、「たまに」という言い方をしたとおり、食べたくなったら肉も食べる。オーガニック食も同じで、やはり食べたくなったらコンビニフードもファストフードも普通に食べるようにしている。我慢するストレスが良くない!という考え方。

食事の基本に据えているのは、無農薬の玄米とオーガニックの野菜味噌汁。その日の気分で何かを足す。納豆とか魚とか。一汁一菜にしているのは、家庭料理研究家の土井善晴さんの影響なのは言うまでもない。

割とよく言われている?とおり、ベジタリアンをすると、感覚が色々と敏感かつ繊細になる。
で、あまりに肉断ちをしすぎると、なんというか気持ちに張り合いがなくなってしまうようになる。これでは企業社会でやっていくには結構厳しいなという感触があり、最近は短期間だけ数日ベジタリアンをする、みたいなやり方で実践している。これがバランスいい気がしている。ちなみに、仕事で戦闘モードが必要なときは、あえて牛肉を食べるようにしてる。鶏肉や魚だと気合が入らない。試してないけど、ジビエの四本足の動物はいけそう。
肉断ち状態で何に困るのかというと、これもよく聞くことなのだけど、繊細になった結果として怒りっぽくなるのだ。これは結構社会生活に支障をきたす。というか、少なからず穏やかな精神性が得たくてベジタリアンをしているところもあるわけだから、本末転倒だ。
なので、繰り返しになるが、ベジタリアンをやるときは短期間に区切った実践が現実的なのではないかと思われる。自分は今後もタイミングを見つけてベジタリアン実践を積み重ねて行きたいと思っている。

ベジタリアン実践にメリットはあるのかという話。宗教や思想面での理由がある人ならいざ知らず、そうでない人間にとってメリットは何かあるのか。
個人的には感性全般が鋭敏になるという感覚がある。それもベジタリアンをやっている時だけの一時的なものではなく、感性の基礎力みたいなのが向上している気がしている。基礎力なので、ベジタリアンを止めても持続する。

メリットという点では、心身の変化がより大きいのはオーガニック食の方かも知れないと思われる。
自分は化学物質過敏症の傾向があるので、ケミカル類を摂取するとアレルギー症状など出やすく、体調も崩しやすい。(ここ数年ほとんど薬も飲んでおらず、花粉症シーズンも薬なしで過ごしている。)そんな自分なので、オーガニック食をすると、うまく言えないが、本来の落ち着いた自分を取り戻せるような感じがする。
食ではないが、肌着類をオーガニックに変えたのも、かなり過ごしやすくなったように思う。

万人にはオススメしないが、心身のどこかにセンシティブな課題を持っている方は、オーガニック生活は試す価値があるんじゃないかなと思う。合わなければ止めりゃいいんだし。

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