「紙1枚」で思考整理。トヨタ社員のシンプルな伝える技術
ふだんスタートアップでPR/マーケターをしている谷 竜之介です。
コミュニケーションに関するおもしろい記事を見つけました。トヨタ野社員は、伝えるべきことを「紙1枚」に整理することで、ダラダラ話すことがなくなったという主旨です。
トヨタ社員による「紙1枚」伝達法
彼らは、具体的にどうやっているかというと、次の2ステップです。ここでは「自己紹介」をテーマに紹介します。
[STEP1] キーワードを埋める
1枚の紙に「4×4の枠」をつくって、まず話の要素となるキーワードを埋めていく。人は空白があると、つい埋めたくなる衝動にかられるそうです。
[STEP2] 伝える順番を決める
キーワードが埋まったら、赤ぺンで矢印を書いて伝える順番を決めます。たったこれだけ。わずか5分くらいでできて、必要なものは「紙1枚」とペンだけというシンプルな手法。
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いやー、めちゃくちゃシンプルですね!コストもかからず最高ではないでしょうか。
ちなみに僕の会社では、紙はいっさい使わないのでデジタルで思考を整理しています。具体的にはマインドマップ(MindMeister)です。
マインドマップは、「キーワード」同士を線でつないでいくだけの構成なので、使い方はかんたんです。とりあえずワードを書き出して、あとからグルーピングしたり、順番を入れ替えたりして、地図を完成させていきます。
アナログと違ってデジタルなので、追加情報も無限に書き足すことができます。うちの会社では、各自の自己紹介のマップを共有して、コミュニケーションに活かしています。