ポートフォリオが無くても
先日、もう20年以上親しくさせてもらっている友人と、東京で晩御飯を食べる機会がありました。
会うのは何年かぶりでした。SNSで繋がっているとはいえ、会うとお互いの近況を色々伝え合うことに夢中になり、話は尽きませんでした。
その友人は、以前から似顔絵師を個人でやっていて、今も活動を続けています。かつては、同じ場所で私も似顔絵を描いていたことがありました。
なので、自然と絵や創作の話にも花が咲きます。
ふと友人が、こんなことを言いました。
「私、ポートフォリオとか作品も見られてないのに、お仕事の依頼もらうことあるよ」
と。
???
イラストや絵、デザインの仕事が、ポートフォリオもなく得られたって、どういうこと?
「自分の私生活での悩みや、日常で起きた大変だった事をブログで書いてたらね、その内容に共感した方とやりとりする事があってね。
その流れで、絵を描いている事を伝えたら、あなたにぜひ描いてほしい!って言われたりしてね。
そんな事が、実は時々あるよ」
えー!そんな事ってあるの!?
と、ビックリしましたが、絵のタッチや作風よりも、自分の気持ちに近い相手に依頼をしたい、という人も世の中にいるよ、という話でした。
もちろん友人の描く絵は、暖かくて優しい雰囲気で、とても素敵なので、ポートフォリオなど見ずに依頼された方も、出来た作品をとても喜んだと思いますが、見ず知らずの人よりも、誰に描いてもらったかが重要なケースもあるのだという事を知りました。
今は塾で、多くの人に伝わる・魅力を感じてもらうイラストを描けるよう学んでいるところです。自分を売り込むためには、まずは自分の作品に磨きをかけ、「描いてほしい」と思われなくてはいけないなと思っています。
なので、作品を見ずとも「この人だから描いてほしい」というお仕事の流れがある事が、なんだかとても新鮮でした。
もちろん、人柄や発信する内容によるのだと思いますし、絵の魅力を磨くことは1番大事だと思っていますが、
せっかくnoteを始めたし、
これから自分も、絵は描きつつ、自分の好きな事や、少なくてもいいから誰かが共感する何かを発信していってみようかなぁ、なんて思ったりしました。
まずは、近々予定している海外旅行の事でも書いてみようかな。✈️
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