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鈍感ですか?

1年ぶりぐらいにとある場所に訪れた。
駅から15分ぐらい歩くその道のりは、時が止まったように1年前と何も変わらず閑静な住宅街のままだった。

みたいな思い出にふける感じのこと書いてみたけど、これってただ鈍感なだけなんじゃないかと思う。
自分がとある場所を1年振りに訪れたのは本当で、道のりも歩いて変わらないなぁと思ったのも事実だが、よく考えたら自分が鈍感で雰囲気でしか物事を見てないから変わってないと感じたんだと思う。
思い出補正ではないが変わらないで欲しいみたいな感情もそうさせているのかもしれない。だが1年だ1年!1年経てば何かしらに変化があるはず!年々鈍感さに拍車がかかり、周りの変化に気付くことが出来なくなっちまったのか自分さんはよぅ…とショックを受け、用事が終わり帰宅の途につく中、気分転換にお菓子でも買って帰るかとお店に入った。たまに手に取る棒状のお菓子ポッ◯ーをパッと手に取り会計をサッと済ませて店を出た。
袋には入れず片手にポ◯キーを持ちながら歩いてると不意に違和感を感じた。

なんか軽くないか?

持っただけでは確証は持てないので実際どうなのかポ◯キーを持ってる逆の手を使いスマホですぐに調べてみた。

内容量が昔より数グラム減ってるっぽい!

昨今の事情があるので減ることは仕方ないのだが、そんなことより!
敏感だ!敏感!数グラム減っていることを感じれた!まだ自分は敏感だ!と歓喜し心でスキップしながら帰宅後すぐに買ったお菓子を食べようとした、その瞬間に目に飛び込んできた!

極細



ポ◯キー極細だ!

普通のポッ◯ーを買ったつもりが、手にしていたのはポ◯キー極細だったのだ!

なんだやっぱり鈍感じゃないか!

失意のうちに極細を食べ始めたが食べ進める内に、それはそれは美味しく、なんて幸せなんだと感じる自分がいた。
結局鈍感か敏感かはどうでも良くて幸せと感じられるなら何だっていいやと思いながら全てを食べ切った。

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