見出し画像

ジャニーズ事務所はジャニー喜多川氏と決別を明確にすべきではないか

 特に深掘りして状況を把握している訳ではないですが、ここまで表沙汰になってもジャニーズ関連に広告出している大手企業が様子見決め込んでいるので、やはり日本でも社会正義は建前なんだなと改めて再確認できております。

 どう考えても、長年行われていた少年への性的虐待を謝罪ひとつで終わらすなど常軌を逸脱している蛮行であるにも関わらず、なんとなく平常運転が続けられているのは、ジャニーズのファンがそもそもジャニーズJrの人権を特に気にしていない点に尽きるのではないでしょうか。

 ジャニーズのコアなファンであれば、ジャニー喜多川氏による性的虐待について少なからず認知していたと思われますが、大きな声が今まで表面化してこなかったのが全てを体現しているように感じます。

 つまるところ、ファンが黙認しており、男性が男性に性的虐待を受けるというのが日本では性的虐待として認識されづらい価値観がいまだぬけきっておらず、売れるためには仕方ない枕営業のようなものだと認識されていそうまであります。

 少年への性的虐待で定期的に問題が表面化している業界と言えば、キリスト教の神父様ですが、表面化するたびに大問題になっているにも関わらず大きな改善が見られないのは神父様と信者という絶対的な支配関係が背景にあります。

 ジャニーズ事務所でも似た構造になっていたと思われます。ジャニー喜多川氏が神父様と同等の立ち位置にあり、ジャニーズJrの少年たちは売れるためには仕方ない通過儀礼だと受け入れるしかなく、周りのジャニーズJrも通ってきた道であり、支配関係にあるジャニー喜多川氏の要求を少年が断れるわけもなく、大きな問題があったのはいうまでもありません。

 ただ、いかに構造的に問題があったとしても、権力を持つ立場になった人物の性癖と倫理観によって犯罪が起きるかどうかが左右されるため、当該人物によるところが一番大きい問題なのは間違いないと考えます。

 個人的には、ジャニー喜多川氏による性的虐待については事件として捜査し、書類送検まではするべきなんじゃないかと思う所が強いです。

 また、被害者を救済するためにジャニーズ事務所がなんらか支援機関立ち上げてしっかり責任を果たして行くのも大切ではないでしょうか。

 ジャニーズJrのファンであれば当然声をあげるべきですし、大手企業は一時的にでもジャニーズ関連事業への広告を止めるべきです。

 流石にジャニーズ事務所を解体するまでは必要ないとは思いますが、少なくともジャニー喜多川氏との決別を体現できるような強いメッセージをジャニーズ事務所は打ち出す責務があるように感じます。

 この問題が、このまま泣き崩し的に時間経過とともに忘れられるようなことになるのであれば、被害にあわれた方々や勇気を出して告発した方々へのケアが放置されることにもなってしまいかねないので、多くの人が声をあげていくことが大切ではないかと考えます。

 また、日本国内における人権問題への訴えは結局のところパフォーマンスでしかないという意識の芽になってしまうことも危惧されるため、きっちり清算して前に進んでいく事が最善の道ではないでしょうか。


AIが生成した「少年アイドルが辛い過去を経験したのちに大人になった姿」



いいなと思ったら応援しよう!

谷龍哉
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは活動費に使わせていただきます!