自己愛にまみれた男たちを糾弾する
たまに猫が睨んできますナ。あれは一体どういう心理で吾輩を睨みつけてくるのでしょうか。「コノヤロー喧嘩するかオラ」なのか、「メヂカラ(目からビーム)」なのか、「私、あなたが好き…」なのか。何はともあれ、フリーズしたが如く、ゴミを捨てに来た吾輩をジロジロと見ている。吾輩も負けじとジロジロと見つめる。そのまま数十秒、お互い動かず。「だるまさんがころんだ」ではあるまい。そのうちに吾輩は目をそらす。猫も目をそらす。すぐさま猫を見る。そうすると猫もこちらを見る。動いたら負け。吾輩の負けだ