どうして好きになったのか?〜私が介護と福祉が好きな理由②〜
こんにちは。たにこ^^です
前回の記事にも❤︎ありがとうございました!
見てくださる方がいるととっても嬉しいです。
本日は、昨日は幼少期のお話を記載させて頂きましたが、
今回は続編でございます。
幼少期看護師になりたいなと思っていましたが、
そこから夢もどんどん変化し、私は子どもが好きだし、
保育士になろう!と思うようになりました。
そんな中、大学に入学して福祉という広い世界を知ることになります。
高齢者、障害者、こども、地域には色々な方が住んでいて、
それぞれの個性を持った方、悩みを持った方が過ごしている。
みんなが過ごしやすい地域ができたらめっちゃいい!と思って福祉に興味を持つ様になりました。
そこで、、
地元が田舎である私は高齢者の分野に興味を持ち始めます。
そして田舎から上京して学ばせてもらっている以上、
勉強を頑張りたい気持ちも増え、バイトをして
ヘルパーの資格を取得します。(現在は初任者研修)
そこで同じ教室で学ぶ仲間もと出会いもとても素敵で、
勉強が楽しくて仕方がなかったんですね。
そして、実習にいくことに。
実習に行って目の当たりにしたのは、厳しい現実でした。
あるご入居されている方が私に何かを伝えようとしていました。
私は聞き取る事がなかなかできない中、職員の方に伝えたところ、
「あの人は認知症だからいいの。忘れちゃうんだから」と
リビングで他の方がいる中で言われたんですね。
それが私の中で衝撃で、、
悲しくて、悔しくて、涙が止まりませんでした。
何年もの前の話なのですが、
泣きながら家に帰った事。あの時の気持ちは忘れられません。
そこで私は高齢者の方の気持ちを守れる人になりたいと決意しました。
今の私では、何もできなくて、それが不甲斐なくて、、、
申し訳なくて、だから少しでも多くの人の生活、気持ち、心を守れる様な人になりたいと思ったんです。
たった1日、2日の時間でしたがその中でも
一緒に過ごしてくださった高齢者の皆様は、とてもあたたかくて、
必死に何かを伝えようとしてくれて、、、
私この空間が好きだなと思ったんですね。
だから、大好きな人たちを大切にできない場所が悲しかったんです。
もちろん、のちに介護職になった時に介護の現場の事情も知りました。
この時の私は、そんなことは何一つわからなかったけど、
だからこそ今でもこの出来事は忘れたくありません。
介護や福祉をあまり知らない状態で見て、感じた目線は忘れたくないです。
働いていて、辛い事があった時、介護が向いていないと思った時、
私はこの日のことを思い出します。
大切なものを守りたいと思った気持ちに立ち返り、自分が微力ながらもやりたいことをやると決意したあの気持ちを私は大切にしたいのです。
本日の記事は長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
今回悲しかったこと、悔しかったことが中心となっていますが、
それは自分の心が揺さぶられているからだと思うんです。
もし、自分の好きなこと、大切にしたい事が何かわからないなと思っている方。
もっと自己分析をしたいなと思っている方。
自分が悲しかったこと、悔しかったことを振り返ってみてください。
その様な感情を抱いたということは、感情が動いているはず。
そこには自分が大切にしたいこと、守りたいこと、価値観があるかもしれません。
悲しかった、悔しかった時、どうしてその様な感情になったのかぜひ考えてみてくださいね。
本日もありがとうございました。
次の記事でもお逢いできるととても嬉しいです。
ではまた。