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生きづらさを抱えたネガ主婦がHSPだとわかるまで/HSPだけどHSPじゃない?


みなさん、こんにちは。ネガ主婦はなです。

今回は私がHSPに気づいたきっかけを主に綴っていこうと思います。

物心ついたときから繊細だった記憶はあります。というか両親から話を聞く分には物心つく前から繊細だったのかもしれません。

乳児期には寝ることがとても下手で毎晩夜泣き対応に両親は追われていたようです。刺激が多かった日(長時間のお出かけなど)には特に眠れなかったようです。

小学校3年生ごろだったでしょうか、学年主任の厳しい先生が担任のクラスでした。やんちゃな男子生徒を怒鳴りつける声でいつもストレスが溜まり、「学校に行きたくない」と母親に告げるのです。

それを聞いた母親は「はなが怒られてないのに?」と不思議そうにしていたことをよく覚えています。私自身も不思議でなりませんでした。

小学校時代特に苦手だったのは、夏休みの全校登校日に行われる太平洋戦争についての教育です。それを受けた1週間程度は気が病んでしまい、どうしようもありませんでした。

そんなこんなで小学校生活を終え、中学、高校と上がっても気質は変わりません。

小さなことに傷つき、それが忘れられずずっと記憶に残ってしまう。

「こんな性格なのだから仕方ない」

と諦めていました。

そして社会人になってももちろん性格は変わりません。営業職のころは顧客の態度に一喜一憂し、それが溜まると身体を壊す。そんな日々です。

とある出張の日、「明日は長距離運転があるからしっかり眠ろう」と8時間ほどの睡眠時間を確保しました。

それでもやっぱり当日は眠たい。

上司と車中「たくさん寝たんですけど、眠たいんです」と話したところ、「寝過ぎで眠たいんだよ」と笑われました。「そうかもしれませんね」と私も笑いながら返しました。

ですがそのとき思うのです。

「私、昔から寝ても寝ても眠いな。何か病名でもあるのだろうか」

と。

思い返せば夜は眠りにつくことが得意ではありませんでしたが、その分一度寝るとなかなか起きられませんでした。

小学生の頃から、日曜日の子ども向けテレビ番組が放送される時間帯に起きられたことがほぼありません。

放っておくと昼過ぎまで寝てしまうのです。ある程度の時間が過ぎると母親が部屋へ無事を確認しにきます。「生きているならいいのよ」そう言われ、「あー、また寝過ぎたな」と思いながらノソノソとリビングへ向かいます。

小学生ながら中年のように「寝ても疲れが取れない」と感じていました。社会人になっても休みの日の午前中は予定が無ければ泥のように眠り、しっかりと昼寝もしていました。

そして出張後、こう検索します。

「寝ても寝ても眠たい 病気」

ナルコレプシーとも過眠症とも違うことはわかりました。

そこで私は初めてHSPの存在を知るのです。


HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の人は、ストレスや刺激に過剰に反応しやすく、疲れやすい気質であるため、寝ても寝ても眠いという悩みを抱えることがあります。
HSPの人が寝ても寝ても眠い原因としては、次のようなことが考えられます。

・物事を深く考える習性がある
・人間関係に疲れやすい
・感覚が鋭く、さまざまなことに敏感に反応しやすい



え?まるまる私ではないか。

その後HSPについて調べ漁ります。調べれば調べるほど自分と当てはまる内容ばかりでした。

びっくりしました。世の中に私のように繊細さに苦しんでいる人間なんていないのではないだろうかと本当に思っていましたから。

HSPの人は高性能なスマートフォンのようだ。処理速度は速いものの、それゆえにすぐバッテリー切れを起こす

この例えはとてもしっくり来たのを覚えています。

幼少期から悩んでいたことに名前がついた。

それだけでとても気持ちが楽になりました。

同じようなことで悩んでいる人は私だけではなかった。私だけがストレス耐性が無さ過ぎるだけではなかった。と。

この「寝ても寝ても眠たい」と検索したことが私がHSPに気付けたきっかけでした。

ですが、そのうち当てはまらない、むしろ反対ではないか?という性質もたくさん出てくるのです。

「HSPだけどHSPではない?」

新たな疑問が出てきました。

そんな私が「HSS型HSP」に出会うのはまた先のことです。

今回は「HSPに気づいたきっかけ」までをまとめさせていただきました。

また次回はHSPの中のさらに稀な種類

「HSS型HSPときづくまで」をまとめたいと思います。

長い備忘録を読んでくださりありがとうございました。

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