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ゲム谷語り~10回目~(完)「ロックマンエグゼシリーズ」👨‍💻⚡🌐

今回は、GBA(ゲームボーイアドバンス)の全盛期を支え続けた大好きなゲーム「ロックマンエグゼシリーズ」の紹介です。

もう皆さんご存知とは思いますが、2023年4月15日にロックマンエグゼシリーズが10作品まとまった「ロックマンエグゼアドバンスドコレクション」が発売します。

今回は、ロックマンエグゼがどんなゲームなのか、シリーズごとのシステムの進化と思い出を紹介します。

シリーズの紹介では、遊ぶ順番のおすすめもありますので、初プレイの方は是非参考にしてみてください。

・ロックマンエグゼってどんなゲーム?

ロックマンエグゼは、2001年から2005年にかけてGBAで発売されていた「対戦型データアクションRPG」です。
データアクションRPGが何かはいまいちわかっていませんがインターネット的なあれです。

実際、発売当時はまだインターネットが今ほど一般的なものではなかったこともあり、近未来を描いているような世界観でした。

家電や社会のシステムの殆どがインターネットとつながり、ネットナビと呼ばれるAIの相棒のようなものが居るのは現代と通じるものがあります。

そんな中で、インターネットを使って悪さをする集団を主人公の光熱斗(ねっと)と相棒のロックマンが立ち向かっていくのがシリーズ通しての基本的な流れになります。

肝心の戦闘システムも非常に画期的なもので、ウイルスやネットナビとの対戦は基本自陣9マス・相手9マスで行われ、ターンごとにロックマンにバトルチップを転送し、相手のHPを削っていきます。

これが、実際にやってみるとシンプルに見えますが後半に進むに連れてバトルチップの幅が広がることで戦略性が深まって行きます。
しかも、アドバンスドコレクションではネット対戦も簡単に出来るのが非常に嬉しいです(当時はやってる人も通信ケーブルも少なかったので)

狭いように見えるが、絶妙に良いバランス
わりかしせわしなく動くのでスピード感あふれる戦闘が繰り広げられる

ロックマンエグゼ(初代)の特徴

記念すべき、一作品目のロックマンエグゼ

基本の戦闘システムは初代から最新の6まで変わることが無いほど完成度の高いものでした。

ロックマンシリーズのキャラであるロックマンを始めとする、ブルース・ロール・ガッツマンなどのキャラクターをネットナビとして出てくるが、これもシリーズを通して変わらず、原作ファンには嬉しい要素でした。

ただ、初代だけあってザコ敵から逃げるのにバトルチップが必須なのにエンカウントが多かったり、あまりにも強力な対戦用チップがあったりと、結構大味でした。

初代なので、最初に遊ぶのはおすすめですが、結構難易度が高いので自信がない人は後回しに遊ぶほうがいいかもしれません。

・ロックマンエグゼ2の特徴

自分が、一番最初に遊んだロックマンエグゼシリーズです。
1の悪かったところを排除しつつ、細かいところをわかりやすく改良してあり、非常に遊びやすくなっています。

また、自分のバトルスタイルによってロックマンが姿を変える”スタイルチェンジ”が採用され、同じロックマンでも、性能や属性が変わり、これもまた対戦形式に大きな影響を与えました。

また、2からは、当時コロコロコミックとのコラボでオリジナルのネットナビ募集が行われました。

攻撃を乱反射するプリズムに、投擲バトルチップのフォレストボムを当てるとものすごい速度でダメージを与えるプリズムコンボというバグ技が非常に有名でした(アドバンスドコレクションの対戦では使えないものの通常のストーリーではあえて使えるようにしたようです)

個人的に、一番最初に遊ぶロックマンエグゼとして一番オススメです。

・ロックマンエグゼ3の特徴

シリーズ最高傑作とも名高い、ロックマンエグゼ3です。
当時は、1~3で完結する想定だったらしいですが、人気も相まって4が発売されました。

2のスタイルチェンジに合わせて、独自にパーツを組み替えてロックマンを強化する”ナビカスタマイザー”は、収集要素とパズル要素が合わさり、何をつけて何を外すかを悩ませるのが絶妙で非常に人気な要素でした

ナビカスタマイザーの実際の画面
当時は説明書を読むだけでワクワクしました

他にも、2からのバランス調整・敵をカウンターで倒すと手に入るバグのかけら・タイムアタック・スタイルチェンジによるナビカスタマイザーパーツの取得など、数多くの要素が追加されました。

発売から少し経ってから、手に入るチップやスタイルが異なる、ブラックバージョンも発売され、これは4~6のバージョン違い作品の基盤となりました

シリーズ最高傑作とも名高いですが、ストーリーを追う上で、この作品は1・2をプレイした上で遊んでほしいです。
3のストーリーも本当に最高なので…。

・ロックマンエグゼ4(レッドサン・ブルームーン)の特徴

ロックマンエグゼ4は、トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーンと二つのバージョンが発売され、それぞれ戦えるネットナビや手に入るチップが大きく異なります。

また、ロックマンエグゼ4からは、2,3のスタイルチェンジから一新して、他のナビの力を借りる”ソウルユニゾン”というシステムが追加されました。

力を借りるナビの得意とするチップを1枚犠牲にすることで、ロックマンがそのナビのスタイルに変化して姿と性能が大きく変化します。
バージョンによって手に入るスタイルが違うので3のブラックバージョンよりも大きな違いが見られます。

また、ダークチップと呼ばれる通常のチップの何倍もの強さを持つチップが出てきましたが、これは使うと永続で最大HPが1減り、回復する手段がありません。尖りすぎ。

ちなみに、4から別売りのEカードリーダーで改造カード(公式の名称です)を読み込むことでロックマンを強化したりシナリオを追加することが出来ました。

新システムの搭載で面白くなりましたが、そもそも難易度が高いのに加えて周回要素(2・3周しないと手に入らないアイテムが有る)を行うと敵も強くなるので初心者にはかなり優しくないシステムでした。

色々なものが重なり、個人的にシリーズ最高難易度だと思いますので、遊ぶのは最後の方でもいいと思います…。

・ロックマンエグゼ5(チームオブブルース/カーネル)の特徴

ロックマンエグゼ4から始まったソウルユニゾンを最大限活かして、

それぞれ、チームオブブルースとチームオブカーネルでは、チームのネットナビが異なりそれぞれ違ったソウルユニゾンが楽しめる。

また、今作のみになるがロックマン以外も操作してマップを攻略するリベレートミッションは、強制でターンが進むため、最初はなれにくいものの、通常の攻略では楽しめないスリルが楽しめます。

今作からは、ダークチップをフォルダに入れることが出来、ダークチップでソウルユニゾンをする、カオスユニゾンも新登場。

カオスユニゾン中は、タイミングよくチャージショットを出すと、強力なダークチップが発動する上に最大HPが減少するデメリットも無くなるが、チャージに失敗すると…。

4の悪かった点を消し、良かった点を伸ばした評価の高い作品です。

ストーリー的にも、難易度的にも、いきなり5からやっても問題が無いと思います(リベレートミッションが少しむずかしいかもしれませんが)

・ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ/ファルザーの特徴

シリーズ最終作にして、3にも匹敵する最高傑作(3か6かどっちか迷う)

過去作のソウルユニゾンから更に進化した、ソウルクロスシステムはチップを犠牲にせずいつでも返信することが出来る上にターン制限がない非常に使いやすいものに。

物語の中盤からは、それ以外にもロックマンが更に強力な変身能力を身につけることが出来、そちらもリスクはあるものの戦況を簡単に左右できるほどに非常に強力なものになっています。

戦闘システム・チップのバランス(賛否あり)・遊びやすさ・ミニゲーム・やりこみ要素・ストーリーのどれをとっても最高の作品です。

ストーリーも本当に最後のものになっているだけあって(7が出ると良いな)こればっかりは本当の最後に遊んでほしい作品です。

・まとめ

そんなこんなで、1~6まで雑に紹介しましたが、どれも楽しい作品ですし全てにチュートリアルがあるので、どの順番からやっても良いかもしれませんね。

アドバンスドコレクションでは、ネット対戦を始めとした、限定チップが入手可能な上に、当時出ていた改造カード全499種を使うことも出来るので、当時遊びきれなかった人も本作でやり込むために遊び直すのもおすすめです。

ただ、クロスプレイ(機種をまたいだ通信)は出来ないので友達と遊びたい場合は機種を揃えてください!(自分はスイッチ版を買う予定です)

本当に大好きな作品がパワーアップして今になって皆に遊んでもらえると思うと本当に嬉しいです。

発売まで後6日!是非、興味がある方はこの機会にロックマンエグゼの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

(上からスイッチ版・PS4版・Steam版のリンク)




ニンテンドーダイレクトでこの画面見たとき声上げた後に少し泣いちゃった





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