学会発表で押さえるべきポイント
卒業論文研究や修士論文研究で成果を挙げたら国内の学会や国際会議で発表する機会があります。この記事では、学会発表を控える学生に向けて、押さえておくべきポイントをAI生成画像を用いていくつかご紹介したいと思います。
※投稿者の知識・経験に基づくものであり、専門分野等によって流儀等が異なる場合があります。
※不定期に適宜更新予定です。
学会発表に向けたスケジュール
※応用物理学会の学術講演会を例にとったスケジュールです。国際学会では予稿提出締切が1~2カ月早いので注意してください。
3ヶ月前
予稿の初稿作成
研究内容の整理と要約
参考文献の収集と整理
2.5ヶ月前
発表内容の初期構想
予稿の最終確認と修正
予稿提出
2ヶ月前
発表内容の大枠を決定
結論を補強するための実験
参考文献やデータの整理
1.5ヶ月前
発表資料の構成を決定
予稿の内容に基づいた詳細な発表内容の作成
スライド作成開始
1ヶ月前
発表資料の初稿完成
リハーサル開始
質疑応答の準備
2週間前
発表資料の修正とブラッシュアップ
同僚や指導教員に発表のリハーサルを見てもらう
フィードバックを基に修正
1週間前
最終リハーサル
発表資料の最終確認と印刷
発表内容の最終チェック
質疑応答集の作成
予稿を書くときの心構え
目的を明確にする: あなたの研究の主な目的や意義を明確にしましょう。予稿は、読者に研究の重要性を伝える最初の機会です。
簡潔さと明瞭さ: 予稿は短く、要点を押さえたものにする必要があります。専門用語は必要最低限にし、誰にでも理解できるように書くことが大切です。
構造を意識する: 一般的なアブストラクトの構造は、背景、目的、方法、結果、結論の順です。この順序を守ることで、読者が内容を追いやすくなります。
結果を強調する: あなたの研究の結果や発見を強調しましょう。これは、読者があなたの研究の価値を理解するための重要な部分です。
レビューとフィードバック: 予稿を書いた後は、同僚や指導教員にレビューしてもらいましょう。第三者の視点からのフィードバックは非常に有益です。
時間をかける: 予稿は短い文章ですが、完成度を高めるためには時間をかけて何度も見直すことが重要です。
さあ本番!心構えは大丈夫?
発表お疲れ様!その後は・・・
その他
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?