Tomoyuki Tanikawa

Tomoyuki Tanikawa

最近の記事

これ知ってる?専門用語?

実験を行うと色々な専門用語が飛び交います。用語を知ることが脱・初心者の第一歩。知らないと恥ずかしい(?)、色々な用語をCopilotに聞きながらまとめました。 様子を表す表現サチる 「サチる」とは、データ処理や通信の帯域が限界に達し、それ以上の速度や性能が出ない状態を指します。これは「飽和」を意味する英語の「saturation(サチュレーション)」から来ています。  例えば、センサーが測定できる範囲を超えてしまい、表示する値が変わらなくなる状態も「サチる」と言います。技

    • ミラー指数?ミラー・ブラべー指数? 六方晶の表記はミラー・ブラべー指数!

       結晶格子中において結晶方向や結晶面方位を表す際に,ミラー指数(Miller indices)がよく用いられます.ミラー指数では単位格子の3つの結晶軸を座標軸にとり,格子定数を基準として整数比で表わします.立方晶など,3つの結晶軸が直交関係にある場合はミラー指数で対称性を反映してよく表すことができますが,六方晶のような結晶軸が120°で交わる結晶格子では,ミラー・ブラべー指数(Miller-Bravais indices)が一般に用いられます.このミラー指数とミラー・ブラべー

      • 学会発表で押さえるべきポイント

        卒業論文研究や修士論文研究で成果を挙げたら国内の学会や国際会議で発表する機会があります。この記事では、学会発表を控える学生に向けて、押さえておくべきポイントをAI生成画像を用いていくつかご紹介したいと思います。 ※投稿者の知識・経験に基づくものであり、専門分野等によって流儀等が異なる場合があります。 ※不定期に適宜更新予定です。 学会発表に向けたスケジュール※応用物理学会の学術講演会を例にとったスケジュールです。国際学会では予稿提出締切が1~2カ月早いので注意してください。

        • 実験でこれやっちゃダメ!コレアカン集

          卒業研究や修士論文研究で実験をやる大学生や大学院生は、手順書のない作業を実施することがあります。そのとき、薬品やガス、材料の性質を理解していないと、うっかりやらかしてしまう、「コレアカン」が山ほど潜んでいます。この記事ではそんな事例をAI生成画像とともにご紹介いたします。 ※記事の内容のほとんどはフィクションです。AI画像は実際の様子を正確に再現しているものではありませんのでご注意ください。 薬品のコレアカン結晶成長のコレアカン実験室のコレアカンその他

          ICMOVPE-XXI@ラスベガス

          2024年5月13日~17日に米国ラスベガスで開催された国際学会21st International Conference on Metal Organic Vapor Phase Epitaxy (ICMOVPE-XXI)に,博士課題3年生の池田和久君と2人で参加し,2件の口頭発表を行いました. 口頭発表を行いました Epitaxial Growth of AlGaN/AlN Multiple Quantum Wells (MQWs) by Metalorganic V

          ICMOVPE-XXI@ラスベガス

          うまい!痩せる!鶏むね肉!

          食材 鶏むね肉 一枚 砂糖 大さじ3 醤油 適当 みりん 適当 酒 適当 ※1:1:1で鶏むね肉が浸る程度 にんにく スプーン1杯 生姜 スプーン1杯 ※桃屋のきざみにんにくときざみ生姜がおすすめ 調理方法 ・食材をタッパーに入れ、軽く混ぜる  ・冷蔵庫で半日寝かせる ※時短する場合は鶏むね肉にフォークを刺して穴を開け、味が染み込みやすいようにする。 ・マニュアル調理2分、保温15分 ※保温10分程度で取り出すとプリプリになるけど、中まで火が通りきらないこともあるの

          うまい!痩せる!鶏むね肉!

          卒論・修論スキルアップ講座その1(よくある間違い編)

          卒論・修論でよくあるミスや間違いをこちらにまとめます。提出前に、自分は当てはまってないかな?と確認できるようなコンテンツにしたいと思います。 ※不定期に更新します(最終更新日:2024/2/14) 所属名の間違い 例1:大阪大学工学研究科 (「大学院」が抜けている) 例2:電気電子情報工学専攻(古い専攻名) 例3:量子情報工学専攻(そもそも間違っている) 過去の先輩の修論や卒論を参照しながら、あるいは先輩のファイルを元ファイルとして編集するとやってしまう間違いです。 ペ

          卒論・修論スキルアップ講座その1(よくある間違い編)

          修士論文発表会・試問会

          本日、修士論文発表会・審査会が行われました。私の研究室では5名の学生が無事発表まで完走できました。本当にお疲れ様でした。 教員側の視線で他研究室の学生を含めていろいろな発表を見ていると、これは直さなアカンやろというものもあれば、もうちょっとココを工夫したら良いのになと思うものもあります。Noteではそのような、スキルアップに繋がるような耳より情報をこまめに発信できたら良いなと思います。

          修士論文発表会・試問会