生き残る人が持っていた たった一つのこと
「夜と霧」で有名なフランクルは、
第二次世界大戦中、
ナチスの強制収容所に入れられた。
彼は自分を被害者と思わず、
心理学の実験の場に居合わせたと考えた。
そして、30人に一人くらいの割合の人しか
生き残れない過酷な状況下で、
生き残る人と、
生き残れない人との
心理学上的な違いについて観察をし続けた。
フランクルは、
生き残った人のがかならずしも
健康な人や、頭の良い人ではなく、
何か生きる目的を持った人だったことに気がついた。
この人たちは、広く大きな夢があり、
そのためにはどんな困難も乗り越えたいという強い思いがあった。
つまりこの人たちが生き残ったのは「夢」のおかげだったのだ。
人に夢があれば、
それに向かって、
どんどんエネルギーを作り出すことができる。
しかし目指すものがなければ、
それができない。
生み出されるエネルギーは、
夢を持っている人のエネルギーが100だとしたら、
夢のない人のエネルギーは3パーセントだ。
(30人に一人生き残るところからアバウトに算出した数字である)
3%のエネルギーの人が、
100%のエネルギーの人に太刀打ちなどできない。
いや、ここで言いたいのは、勝ち負けではない。
誰にも100パーセントのエネルギーがあるはずだ!
ということがいいたい。
その鍵を握るのが「夢」だということ。
私達は、その夢を叶えようとするとき、
夢もまた私達を育んでいる。
ジョン・F・ケネディーは言った。
「月面に人を立たせると決めたのは、
それがやさしいからではなく、
難しいからだ。
この目標があれば、
持てるエネルギーと技術の全てを結集し、
最大限に発揮できるからだ。
そして我々はこの難題に喜んで立ち向かい、
それを決して先延ばしにせず、
克服するだけの覚悟ができている。」
私達の夢は、いつでもこの月面到着と同じだ。
持てる技術を結集し、
最大限に能力を発揮し、
そしてその到達は簡単ではなく、
難しい。
その困難に喜んで立ち向かい、
決して先延ばししたりせず、
克服するだけの覚悟をもつ。
そしてその夢が、
大きく私達を成長させるだろう。
夢は私達を導くガーディアンスピリットだ!!!
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