10,000棟プロジェクト
日本の街並みに統一感がないのは、
なぜでしょう?
それは経験豊富な建築士が少ないからだと僕は思います。特に住宅に携わる建築士です。
住宅を設計できるだけの人(住む人の気持ちを汲み取れない人)建築士でない人(無資格者)経験の少ない人が案外存在します。
本来、、、
経験のある建築士でなければ、お客さまの想いやご要望を汲み取るヒアリングをしてはいけません。
例えば、病院へ行きお医者さんが、体調不良の患者さんの体の状況を診察し症状を把握し、適切な薬を処方したり、治療をするのと同じです。
未だにそんな家づくりをしている会社が多いのが住宅業界の現状です。
その為、住宅だけに限らずマンションやビル問わず、デザインや佇まいがバラバラで、景観や統一感のなさを感じます。
※集落や、村、観光地や、文化財、景観地域など一部の地域は、除きます、、、
ほんとに、なぜ、この家の横に、こんな家を建てるのか???この敷地にはこのような家ができるのか、、、建物が無い方が環境に配慮しているのでは、、、などなど、
住宅を設計する者として、理解しがたいです。。。
その要因には建築業界の様々な歴史的な背景があります、、、
そのような中、地域に根差す工務店(施工会社)とチームを組み、設計活動をする事で、地域に良質な住宅が増え、
街並みや景観そして、そこに住まう人達に還元していけないかと思うようになりました。
小さなアトリエ事務所だと年間3〜5件くらいに携わることが一般的かと思います。
そこをもっと継続的な広がりが作れないかと思い、
1つの工務店で年間に5~10件の家を建てる為に、設計サポートを行っています。
良質な工務店が増えることにより
その街の景色が変わり、そこで過ごす人たちの笑顔が溢れることを夢みています。
5年で、 100棟
10年で、1000棟
20年で、3000棟
30年で、10,000棟
家づくりから、街がよくなる、10,000棟プロジェクトです