Q. とにかく体調が悪い
A. まずは柔軟剤をやめましょう
「食事には気をつけているんですが体調が悪いんです」
「いろいろ体調が悪いんですが、検査しても何も異常がないんです」
「体調が悪いので原因が知りたいです」
といったご相談をよく受けます。
ある患者さん(Aさん)とのバイオレゾナンス医学診療の一コマです。
患者「先生、最近、眠りが浅かったり、身体がだるかったり、食欲がなくなったり、手足が冷えたり・・・とにかく体調が悪いんです」
私「ほかの病院ではなんといわれましたか?」
患者「貧血や甲状腺の検査などいろいろ受けましたが、特に異常がなかったので、漢方薬や安定剤などが処方されました・・・服用しても特に体調は良くなりませんでした」
私「一般的な検査で異常が何もないのであれば、不定愁訴とか未病といわれる状態ですね」
患者「はぁ・・・なんとかならないでしょうか?」
私「すべての病気や症状には原因が必ずありますので、それをみつけて取り除けば治りますよ」
患者「ほんとうですか?」
私「はい。ただ、私には治せません」
患者「・・・(なんで?)」
私「私にできることは、病気の原因を取り除くための食事・生活改善アドバイスだけです。たまにお薬を使うこともありますが。病気を治すことができるのは、そのアドバイスを実践する患者さんだけなんです」
患者「わかりました・・・やれることからやってみます。それで、何からやったらいいんでしょうか?」
私「問診票をみると、食事療法はすでにやっておられるようですね」
患者「はい。こちらの患者さんが知人なので、いろいろ教えてもらって、小麦・乳製品や生ものを控えて、調理油はココナッツオイルを使っています」
私「いいですね~、それは続けてくださいね」
患者「食事療法をこんなにがんばっているのに、体調が悪いのはなぜなんでしょうか?」
私「問診票をみると、合成界面活性剤を使われていますよね?」
患者「合成界面活性剤ってなんですか?」
私「柔軟剤、洗濯洗剤、食器洗剤、シャンプー、ボディーソープ、歯磨き粉などの日用品に入っている化学物質のことです」
患者「それが病気の原因になっているんでしょうか?」
私「湿疹などのアレルギーがある方は、合成界面活性剤が病気の直接原因になっていることが多いです。ただ、Aさんの場合、合成界面活性剤を使うことで病気が治るのを邪魔しているんです。もっというと、体は治りたいと言ってるのに、脳が治す気になっていないんです」
患者「よくわからないけど、とにかく洗剤を無添加に変えればいいんですね?」
私「いえ、無添加ということではなく、合成界面活性剤フリーのものにすべての日用品を変えてください」
患者「普通のお店で買えるんでしょうか?」
私「シャボン玉せっけんの商品にすべて変えてみてください」
患者「ああ、あれですね」
私「そう、それです」
患者「合成界面活性剤をやめれば病気は治るんでしょうか?」
私「病気を治すための条件のひとつなので、それだけで治るわけではないんですよ~」
患者「ほかに何をやればいいんでしょうか?」
私「それは、私の書いた小冊子『どこに行っても治らない慢性病を改善させたい患者さんが読む本』で勉強してみてください」
患者「・・・わかりました」
私「では、小冊子を1冊処方しておきますね。お大事に~」
どんな病気であろうと、最終的にそれを治そうとするのは「脳」です。
「自然治癒力」は「正常な脳機能」があればこそ発動されます。
合成界面活性剤のような「化学物質」は脳機能を低下させます。
よって、自然治癒力がうまく発動されず、食事療法だけをいくらがんばっても体に良い変化がでにくいのです。
食事は大切ですが、もはや食事療法だけで病気が治る時代ではありません。
現代毒はそこらじゅうに潜んでいます。
さぁ、柔軟剤をやめましょう!
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