目的論と原因論
先日スーパーにてレジ待ちをしていると前にならんでいた男性がレジの人に怒鳴っているところを目撃しました。
最初から見ていましたが、レジの人は何も悪くありません。
マスクをせず、屁をこきながらレジに進み、自分のエコバックに入れてと、、、。当然今のコロナ対策もあり、袋詰めはお客さまご自身でお願いしておりますとレジの人。
態度も悪く、嫌な感じの人だなと思ってみておりましたが、
「ええから入れろや」「じゃまくさい」「はよせーや」
とわめく男性。
ちなみにパーテーションをしているにも関わらず横から怒鳴る。マスクしていない。という最悪な状態を目の当たりにしました。
店長らしき人が来て対応されておりましたが、レジの人は悪くない。
こんな大人にはならないでおこうと思ったのと同時に、本で読んだ「目的論、原因論」の話を思い出しました。
フロイトの唱える原因論。アドラーの唱える目的論。
原因論で考えると
男性の要望に応えなかったから男性が怒鳴ったとなります。
一方目的論で考えると
力でレジの人をねじ伏せるところを周りに示し強いんだとアピールしたかった。⇒目的
となります。
そう考えるとなんかかわいそうな人だなとなりました。
人は怒りをねつ造できる。
怒る事でしかコミュニケーションの取れない中年男性。。
我々には言葉がある。どんな時でも落ち着いて話し合う事が大事。
自分にも言い聞かせながら、レジの人に大変でしたね、、
と一言お掛けしました。あなたは何も悪くないよっていう気持ちで。