地球一周の船旅ってどんな?

2022年現在からさかのぼること20年前、
高校3年生だった私の進路は、
「地球一周の船旅」に参加することに決まった。

参加するには、もちろん乗船費用がいる。
私が参加したいと思ったのは、
高校を卒業する年の9月頃出港する、
ヨーロッパーへの寄港地が多めの、北回りという3ヶ月クルーズ。

スペインとか行けて、なんかかっこいい、いいやん!
またまた、単純明快。

卒業から半年経過の9月出港というのも、
丁度良いんじゃない?
半年あれば、必要な資金も貯まってる気がする。

えーと、乗船費用は100万って書いてあるけど、
これ以外何かいるのかな?

100万なら、出港まで1年程あるから、
月10万貯めればいけるよね?

うんうん。行けそうな気がするぞ。

居酒屋のトイレに貼ってあるポスターを見てから、
私がしたこと。

  1. ポスターについていた、資料請求ハガキを出す。

  2. 届いた資料を見て、事務所が大阪の梅田にあること知る。

  3. 大阪在住だったので、事務所での説明会にまずは参加。

  4. ボランティアスタッフという船旅の割引制度を知る。

  5. ボランティアスタッフと、バイトで旅の資金を貯めようと決める。

今も、ボランティアスタッフの制度はあると思うけど、
20年前は、確か、
ポスターを1枚貼ったら300円。1時間で10枚貼ることができれば、
3,000円の船旅の割引!という計算をした記憶がある。

高校生で、1時間3,000円てすごくない?
1日30枚貼れば、1日9,000円。
高校在学中は、週末だけでも、月8日×9,000円=72,000円!?
卒業までの半年間で、432,000円になるかも?

卒業してからの半年間は、通常のバイトをするとしても、
週4日ボランティアスタッフをすれば、月16日×9,000円=144,000円!?
出港までに、864,000円にもなる?

そしたら、もう船旅の費用100万円全額の割引にも充分届きそう!
という、頭の中だった。

もちろん、そんな計算通りにはならなかったこと、
2022年現在、アラフォーになる私は、知っているのだけど。

次回は、そのあたりを振り返ってみたい。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?