お酒の資格ってどんなのがあるの!?調べてみた!
今回は国内で取れるお酒の資格をご紹介させていただきます!!!
ぜひ最後までお付き合いくださち!!
日本酒系の検定・資格
WSET Sake
Wine & Spirit Education Trust (WSET)が認定する資格です。
日本酒に興味のある方向けの「Level 1」、十分な知識を持った方向けの「Level 3」があります。
清酒専門評価者
酒類総合研究所が認定している資格です。国の研究機関が実施する試験であり、合格したら公的にテイスティング能力が認められたと言えるでしょう。
J.S.A. SAKE DIPLOMA
日本ソムリエ協会が認定する日本酒の資格です。ソムリエ協会らしく「都道府県ごとの特色」や「テイスティングコメント」に重きを置いています。
1次試験は全国のCBTテストセンターでの筆記試験、2次試験はテイスティングです。
「J.S.A. SAKE DIPLOMA international」という英語版のものもあります。
J.S.A. SAKE検定
日本ソムリエ協会が今年度から始めた新しい検定です。日本酒・焼酎の基礎的な知識の普及を目的に実施するようです。
唎酒師
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が認定するプロ向けの資格です。
持っていたら日本酒のプロフェッショナルと言える資格でしょう。
上位資格に「酒匠」「日本酒学講師」「SSI研究室専属テイスター」、一般消費者向けに「日本酒ライフスペシャリスト」「日本酒ナビゲーター」「国際日本酒ナビゲーター」があります。
また、焼酎に特価した「焼酎唎酒師」「国際焼酎唎酒師」「焼酎アドバイザー」「焼酎ナビゲーター」などもあります。
日本酒検定
利酒師と同じく日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が行う一般消費者向けの検定です。
準一級以下は全国のCBTテストセンターで受けられるオンライン検定であり、合格すると認定カードが貰えます。
いばらき地酒ソムリエ
茨城県がいばらき地酒を盛り上げる為に始めた試験で、茨城県の酒蔵や銘柄の知識が問われる試験です。
上位資格に「いばらき地酒ソムリエS級」があり、こちらはテイスティングの試験です。
毎年気が付いたら定員になっています。
新潟清酒達人検定
新潟県酒造組合が実施している新潟の清酒について学べる検定です。
「銅の達人」「銀の達人」「金の達人」があり、金の達人以外は自宅での試験です。
Amazonで教本を買い勉強をする事になりますが、ポイントの分ヨドバシウェブコムのほうが安いときがあります。
SAKE CONCIERGE
ジャパン・サケ・アソシエーション(JSA)が認定する日本酒の資格です。
上位資格に「SAKE EXPERT®」「JSA認定講師」「JSAマスター講師」があります。略称が日本ソムリエ協会と同じJSAなのでネタとしてちょっと欲しいです。
ワイン系の資格・検定
J.S.A. ソムリエ
日本ソムリエ協会が認定する資格です。受験には3年の実務経験が必要です。
1次試験は全国のCBTテストセンターでの筆記試験、2次試験はテイスティングと論述試験、3次試験は実技試験です。
日本ソムリエ協会は27歳以下だと初年度年会費無料なので、入会して出願しすぐに抜ければ会員価格で安く受験ができます。
上位資格に10年の実務経験を要する「ソムリエ エクセレンス」があります。
J.S.A. ワインエキスパート
一般のワイン愛好家向けの資格に、同じく日本ソムリエ協会が認定する「ワインエキスパート」があります。
3次試験がありませんが、ソムリエより2次試験のワインが1種類増えます。ソムリエ試験と難易度での優劣はありません、難しいです。
また、ワインエキスパートの有資格者はワイン検定講師として活動できます。ソムリエの方だと出来ません。
上位資格にこの資格を手にしてから5年が経過した30歳以上が受験てきる「ワインエキスパート エクセレンス」があります。
A.S.I. Sommelier Diploma
日本ソムリエ協会の上位機関である国際ソムリエ協会が認定する資格です。日本では日本ソムリエ協会が会員限定で認定しています。
いわゆる国際ソムリエと呼ばれる物で 実務経験3年以上、母国語以外での受験となります。合格すると「SILVER」優秀な評価だと「GOLD」に認定されます。
WSET
Wine & Spirit Education Trust (WSET)が認定する資格です。
世界標準のワインの知識を学べる資格です。ワインをより体系的に学びたい、論理的に学びたいといった方にオススメです。
海外での仕事を考えている方はこの資格をとると世界で通用します。
「Level 1」「Level 2」「Level 3」「Diploma」の順番に進み、diplomaを修了すると世界最難関のワイン資格である「マスター・オブ・ワイン」への道も見えてくるそうです。
ベネンシアドール
シェリー委員会が認定する資格です。
ベネンシア(先端にお酒が入る腕より長いくらいの棒)を使ってシェリー酒を注ぐ技術の資格です。お酒の知識に明るい方が受けることが多い試験ですが、それでも合格率の低い難関として知られています。
一般消費者向けに「シェリーアンバサダー」があります。
ドイツワインケナー
一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会が認定する資格です。
ドイツの文化やドイツワインについての知識を学べる資格で、ドイツ大使館が後援しています。
上位資格に「ドイツワイン上級ケナー」があります。
J.W.E.C. 日本ワイン検定
日本ワイナリーアワード協議会が認定する資格です。
日本ワインに関する基本的な知識を問われる検定です。全国のCBTセンターで受験ができます。2級以降はテイスティングの試験もあります。
3級から始まり、2級に合格すると「J.W.E.C.日本ワインアドバイザー」呼称の使用が許可され、1級に合格すると「J.W.E.C.日本ワインマスター」呼称の使用が許可されます。
南アフリカワイン検定
南アフリカワイン協会が認定する検定です。ネット上で無料で受験できます。
上位検定に「level 2」がありますが、まだ日本語に対応していません。
合格証明書をプリントして額縁に入れるとなんかすごそうにみえますよ。
モルドバ アグリ&ラダチーニ ワインマスター
アグリ株式会社が認定するワインの資格です。切手代の84円だけでキラキラのぶどうのバッジが手に入ります。
公式テキストが写真が多くて読みやすく、楽に頭に入ってきます。
十勝ワインバイザー
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所が認定する資格です。
コロナ禍で長らく中止していたようですが、近年は実施しているようです。北海道旅行のお土産にワインと資格というのも大いにアリだと思います。
ANSA ソムリエ
全日本ソムリエ連盟が認定する資格です。
同じ内容で一般消費者向けの「ワインコーディネーター」飲食業入門用の「ワインナビゲーター」ワインの検定「ワイン検定」があります。
騎士
会員による推薦などにより叙任されます。
有名なところで「シャンパーニュ騎士団」ボルドーの「ボンタン騎士団」「ブルゴーニュ利き酒騎士団」サーべラージュ(結婚式とかでやるサーベルでシャンパンを開けるやつ)の「サーブルドール騎士団」などがあります。
取得は現実的ではないが、国内で取れないわけではないので一応記載しておきます。
ビール系の資格・検定
アサヒ樽生クオリティセミナー
アサヒビール株式会社がビールの生樽を取り扱う飲食店向けに認定している資格です。
90~120分の講習で「うまい!樽生」五原則についてわかりやすく教えてもらえます。
ドラフトマスター
キリンホールディングスが生樽を取り扱う飲食店向けに認定している資格です。
60分の講習で認定される「ドラフト・トレーニング」と150分講習の「ドラフト・マスターズスクール」があります。
プレミアム達人店
サントリーホールディングスが生樽を取り扱う飲食店向けに認定している資格です。
申し込むと営業中に覆面調査を実施して合格すれば「プレミアム達人店」となり、さらに難しい条件を合格すると「神泡超達人店」として認定されます。
パーフェクト黒ラベル認定
サッポロビール株式会社がビールの生樽を取り扱う飲食店向けに認定している資格です。申し込むと営業中に覆面調査を実施して合格すれば認定されます。合格すると特別なノズルや認定が貰えます。
ビアテイスター
日本地ビール協会が認定する資格です。
上位資格にビアテイスター取得後3年に講習を経て認定される「シニア・ビアテイスター」があります。
ビアジャッジ
日本地ビール協会が認定する資格です。
ビール審査会などにおいてビールを適切に評価出来る知識と官能評価能力かあると認められた証であり、ビアテイスターの上位資格にあたります。
筆記および官能評価試験が共に60点以上の場合「ビアジャッジ」として認定、75点以上の場合は「シニア・ビアジャッジ」90点以上の場合「マスター・ビアジャッジ」に認定されます。
ベルギービールプロフェッショナル
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会で認定している資格です。
ベルギービールを知ることを目的とした「ベルギービールプロフェッショナル・ベーシック」知識を活かす「ベルギービールプロフェッショナル」知識を広める「ベルギービールプロフェッショナル・マスター」があります。
また、普段の食生活を豊かにする「ビールKAISEKI(会席)アドバイザー」もあります。
75Beerフードペアリング
ビールの街名護でぽんぽこ居酒屋ぽこぽんが認定している資格?です。クラフトビールフードペアリングセミナーででビールと食べ物とのペアリングを学べます。
ビアアドバイザー
NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)か認定するプロ向けの資格です。
飲食業入門用の「ビアナビゲーター」もあります。
スピリッツ系の資格・検定
ウイスキーコニサー
ウイスキー文化研究所が認定する資格です。
第一段階の「ウイスキーエキスパート」第二段階の「ウイスキープロフェッショナル」第三段階の「マスターオブウイスキー」があります。また、ウイスキープロフェッショナルに合格しウイスキーセミナー講師認定講座を修了した方は「ウイスキーレクチャラー」に認定されます。
ウイスキー検定
ウイスキー検定実行委員会が主催する検定です。1級、2級、3級、JW級、SW級、BW級、AW級があります。
テキーラマエストロ
日本テキーラ協会が認定する資格です。
全四回の講義と筆記試験で認定されます。色々なテキーラが飲めて酔いとの勝負になるそうです。
上位資格に「グラン・マエストロ・デ・テキーラ」があります。
メスカレロ
日本メスカル協会が認定する資格です。
テキーラと似て非なるお酒「メスカル」について学べます。
ラム・コンシェルジュ
日本ラム協会が認定する資格です。
日本におけるラムの「認知」「普及」「定着」を目指し設立された団体です。
2日間の講習で60銘柄のテイスティングと筆記テストを行うようです。
カシャッサ・コンシェルジュ
日本カシャッサ協会が認定する資格です。
ブラジルのサトウキビを使った蒸留酒カシャッサについて学べます。
球磨焼酎案内人
球磨焼酎酒造組合が認定する球磨焼酎を伝える人々の養成講座です。
飲食店などで開催し、筆記試験の他 焼酎と美味しい料理とのペアリングなども学べるそうです。
スピリッツアドバイザー
NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)か認定するプロ向けの資格です。
飲食関係入門資格の「スピリッツナビゲーター」もあります。
その他酒類の資格
シードルアンバサダー
日本シードルマスター協会が認定する資格です。
りんごを使って作った醸造酒のシードルについて学べます。テイスティングは廃止され筆記試験のみになったようです。
料飲サービス検定
NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)か認定する飲食業を目指す方向けの資格です。
合格後3年間は唎酒師他、FBOの提供販売者向け資格の第1次試験が免除、優待価格で申し込めます。
ウォッカエキスパート(仮称)
2018年に設立された日本ウォッカ協会が予定している認定試験です。
新型コロナウイルス問題で2020年度以降の計画はほぼ凍結状態だったそうですが、現在は展示試飲会などを少しづつ再開しているそうです。
会員登録するとメールで最新情報が届きます。続報が楽しみです。
中国酒類鑑定士
料飲専門家団体連合会が認定していた資格です。
年次ブラッシュアップ制度のページによると6月に有資格者向けにセミナーが行われているそうです。が、現在新規申し込みを停止しているそうです。
一般消費者向けの資格に「中国酒ナビゲーター」もありますが、現状リンク無しでした。
イバリュエイター
日本地ビール協会か2000年頃まで認定していた資格です。
「イバリュエイター」「アドバンスト・イバリュエイター」「マスターブルーイング・イバリュエイター」などがあったらしいですが、認定試験は現在は行われておりません。
爆弾酒資格証
韓国の焼酎のビール割の資格です。現在は入手不可能な資格です。
いかがでしたでしょうか!?今後もお酒の資格から目が離せません!!