余命日記⑥ 〜それはきっとやってくる〜
マイナンバーカードがエンタメのチケット購入にも導入されるそうな…
最近、雨が降る日に渋谷の写真のエリアを通ると、それが夕刻から夜にかけてならなおさら「もう来てしまったんだな」と感慨深くなるのが条件反射のようになってしまいました。なにが?それは映画「ブレードランナー」の世界。ラビリンスになった渋谷なんてもう行かない、という昭和の方々が多いようですが、でもぜひ、雨の日の夜に渋谷を“観光”してほしいのです。あの、目を逸らせなくなったオープニングのシーンが今になっていることを目撃できるのですから、これももう冥土の土産になるに違いないのです。
SFの幻想的な光景が現実になるのはまだしもディストピア「1984年」の世界は勘弁してほしい、のだけど、冒頭に上げた今朝のニュースでますます僕たちの周りが「新しい戦前」になっていることを痛感してしまうのです。
僕の余命が尽きるのが先なのか、新しい「紛争の世界」になるのが先なのか。なかなか際どいレースになっています。