永遠のダスティ・ローデス

そば殻枕に変えた。とても快適である。
私は硬くて高い枕が好きなので、低反発の低い枕はあまり合わなかった。よく眠れるからというサイトの声を信じて8000円もする低反発枕を使っていたのだけれど、2000円の安いそば殻枕のほうがずっとよく眠れる。

枕は高ければいいというものではないようだ。この場合の高さとは、もちろん価格のことである。
実はここのところ眠りがあんまり上手にできない。
どういうことかというと、寝て4時間くらいしてトイレに起きたあと、再び寝ようとしても寝付けず、そのまま朝を迎えてしまうことが多いのだ。
熟睡できているなら短時間でもかまわないだろう。
そうは思うものの、4時間睡眠だとさすがに日中、眠くなる。やはり最低でも6時間は寝ておきたいと思うのだ。
睡眠が下手になってきたから寝付けないのではないか。加齢か。加齢による睡眠障害なのか。

もちろん夢も見る。
今日の夢は、プロレスラーのダスティ・ローデスと一緒にトレーニングすることになり、「ロー!」「デス!」「ロー!」「デス!」という掛け声とともにランニングしたというものだった。
あんまりな夢に、目覚めてしばらく私は布団の中で呆然とした。言葉も出ない。

睡眠障害はうつ病の第一歩と聞いたことがある。嬉しくない。
だからちゃんと寝なければと思って、枕を変えてみたのだ。硬くて高い、私好みのやつに。これが快適でよかった。この場合の高いは、もちろん物理的な高低差のことである。
あとは睡眠の質を高めるとかなんとか宣伝している乳酸菌飲料を寝る前に飲むようにした。これは案外いいかもしれない。ぐっすり眠れるようになった気がする。スパシーボ効果かもしれないが。いや、それはロシアだ。プーチンだ。正しくはプラシーボだ。
たまに朝まで目が覚めないでぐっすり眠ることがある。これは実に快適だ。甘美さ、この上ない。毎日こうだとありがたいのだが。


いいなと思ったら応援しよう!