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周防桃子はカメレオンである。

周防桃子はカメレオンである。

いや何言ってんだとお思いのそこの貴方、ちょっと私にお時間を頂戴くださいな。カメレオンって獲物を捕らえたり天敵から自分を守るため、まぁ生きるために自分自身の色を変えて周りに同化してるんですよ。この理不尽な世の中で生きていくために自分に何ができるか、桃子もカメレオンも「演じること」なのですよ。演じなければ生きていけなかったからそこに桃子はプライドもあるし妥協ができないとミリシタからのお兄ちゃんの自分は思ったわけですよ、んで冒頭のカメレオン発言に繋がるんですよこれが。

そんな女優周防桃子のカメレオンっぷりが堪能できる2つの作品を周防桃子担当プロデューサー、いやお兄ちゃんであるこの私が推させていただきます。女優周防桃子のプロとして仕事を感じて貰えたらお兄ちゃん嬉しい。そして少しでも周防桃子の事を好きになって欲しい。お兄ちゃんそう思う。

1.月曜日のクリームソーダ ドラマCDより ピーチ役で出演





”かわいい”周防桃子を堪能するならこの作品。この作品で桃子は大劇場の看板歌手、しかし過去に所属していた劇場でいろいろとあったようで舞台以外では笑顔を見せず人とどのように触れ合って良いかがわからない、そんな女の子を演じてます。そんな彼女が作品の中でロコ達と接していく中で徐々に雪解けしていくのですがこの少しずつ心を許していく様に桃子のかわいさと表現力を堪能できる素晴らしいドラマCDです。

例えば今まで絵を描いたことがないピーチがロコが絵を描いてみないかと提案するのですが、ピーチは上手く描く事ができないのではないかと不安になってしまます。そこでロコが花や兎を描いてあげるのですが、そのロコの絵を見た時の「すごい...」と呟くのですがこの呟く前の吐息が本当に心の奥底から溢れでていてたまらなくキュートでマーベラス!ここだけで1,500円の価値あり、お兄ちゃんそう思う。是非ともワールドのヒューマンみんなに聞いてほしいですね!!

(あと昴がスージーという役を男の子に憧れる可憐な女の子を演じているのですが優しさの中にしっかりとした意思を感じる素晴らしいお芝居をしてます。昴、スポーツ娘ですが実はとても演技派。昏き星、遠い月やGirl meets Wonderの昴の演技に関しても話もしたいけどこれ止まらない奴やで…。普段の快活な喋り方からの乙女っぽい喋り方はずるいのよスージー、いや昴ぅ…)

2.ラストアクトレス「屋根裏の道化師」 モニカ役で出演


女優周防桃子の神髄を楽しむなら間違いなくこれ。この物語を盛り上げてのは誰か、と言われれば贔屓目抜きにモニカこと周防桃子なのですよ。MVPあげちゃうよお兄ちゃんが。

このラストアクトレスがざっくりどんな物語かをざっくりと説明すると

名探偵の下に過去に自慢の推理で助けた大女優から新作舞台のリハーサルの招待が。その招待に誘われ劇場に足を運んでみると、なんと劇場のプロデューサーが毒殺されているではありませんか!どうやらこの劇場、何やらいわく付きなようで過去にも悲惨な事件があったようで…。しかも今回の劇はその過去の事件をモチーフにした作品、そんな作品を上映しようとしている最中に起きた惨劇。やっぱり本当にいたんだわ、本当にあの―


屋根裏の道化師が―


もう金田一少年で見そうな、いや見てたよなという展開。でもこのベタな設定と展開ってたまらなく面白いのですよ。ベタが愛されるはベタが面白いから!これ!

この作品で桃子はモニカという劇場の看板女優、いわゆるスタアを演じているのですがこれがまたミステリーというか金田一でよく見るベタな設定なのですよ。新作劇場の主演女優をついこの間入ってきた新人女優に奪われキーキーしているという、ははーんこいつ殺されそうだな的な臭いがプンプンしてきましたよ。更に主演女優の座を新人に奪われて「それに私この呪われた劇の主演なんてこっちから願い下げだもの、道化師に目をつけられるのは御免だわ」、その後後輩女優に道化師の事が怖いのと言われた時には震え声で「な、なによ…それよりもあなた達も気を付けた方がいいんじゃない、屋根裏の道化師が本当に劇場を狙ってるかもしれなくてよ!」と吐き捨て退出、更に事件が進む第二の被害者がでてからは「あの殺人鬼の仕業みたいじゃないの!ねぇいつまでこんな所に閉じ込めておくの!!あぁ嫌だ!私部屋に下がらせてもらうから!」と自分の部屋に引きこもる。もうこんなん死ぬしかないじゃない。いや逆に死亡フラグ乱立しすぎて死なないんじゃないかとすら思えるくらい死にそうオーラに身を包まれてますよこのお方。


でもミステリー作品において被害者ポジションがしっかりとキャラ立ちしている事で物語に厚みが増してくるので非常に大事な役割なんですよ。動揺して狼狽し殺人鬼の恐怖性を視聴者に植え付けるという大切なポジション、この難役を桃子はしっかりと演じきってます。特に二人目の被害者が出た後の感情のタガが外れてしまった3分間、この3分間に女優周防桃子の矜持を見ることができるのでまだ聞いていないお兄ちゃんお姉ちゃんには是非聞いて欲しい!

 そう周防桃子ってすごいのよ!!いやストーリーも中盤まではベッタベタだけど後半は裏切ってくれるし、終幕に関してはアイドルにこれをやらせるのか!?というとても攻めている作品なので絶対に損はさせない。させたらお兄ちゃんの事ひっぱたいていいから。


この作品以外にもGirl meets Wonderでは王子様を助けるかわいい妖精さん、侠気乱舞ではオジキがハジかれてしまい組を引き継いだ組長の一人娘というガチな任侠作品までこなしてみせますよウチの桃子は。だって桃子はプロのアイドルであり女優ですから。


という事でアイドルの桃子知りたい?知りたいよね?そんなあなたにおすすめのゲームがあるんだ!アイドルマスターミリオンライブシアターステージっていうんだけど早速DLして桃子をプロデュースしよう、そして一人でもお兄ちゃんお姉ちゃんになってくれればお兄ちゃん本当に嬉しい。
















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