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【丹後リビングラボメンバー紹介#11】余根田 直樹さん

『余根田 直樹さん』ってどんな事業者?

メンバー紹介シリーズ第11回目は、
『余根田 直樹さん』にお話をお伺いました。

どこに行っても見かけない日はないというくらい丹後のお店や商品は余根田さんがデザインしたロゴやイラストで溢れています。
実は丹後リビングラボの4色が交じり合う独特なロゴマーク。これも余根田さんにデザインしていただきました。

海ごみのブイに描いてもらった丹後リビングラボロゴ

そんな余根田さん、実は初めからデザインやアートを生業としていたわけではなく、もともとは税理士事務所という全く別の職場で勤務されていたそうです。

今でも経理の仕事に携わりながら、お店や商品、イベントなどのロゴマークデザインや名刺のデザイン、また環境を絡めたアート作品制作など幅広く活躍されています。

海洋プラスチックから作られた虹色のタペストリー

in enjoy

余根田さんのデザインと言えば、モチーフやコンセプトなどが入れ込まれているところが特徴的ですが、最近はそれを活かして、経理やデザイナー、アーティストとして以外にさらに別の顔を持ち始めたと言います。

余根田さん:
京都の中部・北部エリアを中心に、謎解きやゲームなどのエンターテイメント企画・製作・運営で、地方都市を盛り上げていくことを目的に、ボードゲームクリエーターの相川仁さんと謎解きユニット「in enjoy」を始めました。

聞きなれないフレーズですが、このユニット名実はふたりの名前である「Jin」と「Yone」のアナグラムになっているそうです。ユニット名やそのロゴからも余根田さんらしさが溢れています。

「考える→?」と「ひらめく→!」をモチーフとしたロゴマーク

今までin enjoyでは、ヨサノガーデンフェスなどのイベントとのコラボや、まちまち案内所(まちのコミュニティスペース)やぬかとゆげ(サウナ施設)などの施設とのコラボ、またタンゴサウナ祭空き家を使った謎解きイベントなど幅広い依頼内容があったそうです。

ぬかとゆげコラボイベント「saunazo(サウナ×謎解き=サウナゾ)」

チャレンジしたいことは何ですか?

余根田さんの話をお聞きするまで、謎解きとビジネスが結びつくイメージが全くありませんでしたが、今までのコラボ事例やそれによる効果などは正直目から鱗でした!

謎解きで地域活性

余根田さんは"謎解き×○○"にはさらなる可能性があると言います。

余根田さん:
謎解きを生業とし始めてから、謎解きとツーリズムの相性がとても良いということに気付きました。
全国の謎解きイベントを検索していると、各地域で謎解きをイベントやツアーコンテンツとして使用している沢山の事例を見つけました。他にも謎解きを企業研修でチームビルディングのために利用した例もありました。
謎解きは地域活性化の起爆剤にも成り得るということを知り可能性がさらに広がった感覚になりました。

特に丹後と謎解きの相性は抜群だといいます。
1つ目の理由は、丹後はどこからアクセスするにも長い移動時間がかかってしまうという一見ネガティブな要素。ここに謎解きを掛け合わせると…?
丹後に到着するまでの移動時間に丹後に関する謎解きをしてもらうことで、①移動時間も魅力として楽しんでもらえる②観光前に既に丹後の予備知識を入れておくことが出来るので、現地での滞在時間をより有意義なものにしてもらえる。
2つ目の理由は、丹後は雨の日が多いため観光地としてマイナスだと捉えられがちですが、そんな時にホテル・旅館や施設などに謎解きコンテンツを作っておくことで雨降りでも楽しめるアクティビティの1つとして成り立つのではないかという視点です。
最後に、"和の源流"とも言われている歴史の深い丹後だからこそ知的好奇心の高い方が集まる傾向にあり、謎解きもいち文化として受け入れてもらいやすいのではと言います。なるほど、とても斬新な視点です。

こんな人に出会いたい!!

宿泊関係の事業者さまなど謎解きを導入したい方や、旅行会社などの観光関係と連携したい!

地域のお店の看板を制作をする余根田さん

1児の父という草鞋も含め、何足もの草鞋を器用に履きこなす余根田さん。毎回お話を聞く度に関心しますが、いつも一番印象的なのはどのプロジェクトに対しても心底楽しそうにお話される姿です。

今後謎解きと掛け合わせて丹後がさらに面白くなっていくのを、丹後リビングラボとしても様々なイベントや事業者とのマッチングなどを通じて絡んでいければと思います!

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丹後リビングラボについて気になる方は是非HPをチェックしてください♪

Writer:丹後リビングラボ 岸あやか



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