インハウスUX/UIデザイナーからデザインコンサルタントチームのサービスデザイナーへ
こんにちは!
NTTデータのデザイナー集団「Tangity」でサービスデザイナーをやっている、Ayaです。
私は8月に経験者採用で入社しました。
初投稿に当たる今回の記事では、インハウスUX/UIデザイナーからデザインコンサルタントチームでサービスデザイナーとしてのキャリアを志したきっかけや、Tangityに入っての気づきをお話ししたいと思います。
はじめまして!
まず初めに、私のバックグラウンドについて少しお話ししたいと思います。
私は今年の8月に、経験者採用でTangityにサービスデザイナーとしてジョインしました。
前職では、某IT企業にて新卒から約3年半、UX/UIデザイナーとして主にBtoB向けのSaaSプロダクトのデザインを担当していました。
新卒でデザイナー職に就くと、一般的には美大出身やデザイン関連のインターン経験を積んでいる人が多いイメージがあるかもしれません。ですが、私は私立文系出身で、デザインとは全く異なる学部に所属していました。すべてが新しい学びの連続で、夢中になっていた新卒時代を思い出します。
インハウスUX/UIデザイナーとしての経験と感じていた課題
前職では、ユーザーとプロダクトの関係に焦点を当て、プロダクトの成長を追求してきました。特に、ユーザーがサービスを効果的かつ効率的に使えるかを評価し、改善点を見つけるためにユーザビリティ評価を定期的に実施し、継続的なプロダクト改善に取り組んでいました。
私が課題を感じ始めたのは、このユーザビリティ評価を通じて得た経験がきっかけでした。
良い評価を得たプロダクトが収益化できず、統合や撤収されるという経験を通して、ユーザーが求めるものを提供することは重要ですが、それがビジネスに収益をもたらさなければ、プロダクトの継続的な提供は困難であることを学びました。
この経験から、単にユーザー目線でプロダクトやサービスを作るだけではなく、デザインの力を活かしてビジネスの成長にも貢献し、社会にインパクトを与えることがデザイナーに求められていると改めて認識しました。
また、新卒でインハウスデザイナーとしてキャリアを築いていく中で、特定の製品や業界に深い知識を得る一方で、広範な業界知識や応用力を身につける機会が限られていると感じるようになりました。今後のなりたい自分へのキャリアを考えたとき、さまざまな業界やプロジェクトに関わりながら、デザインの力をより多くの場面で活用できるスキルを磨くことが重要だと感じ、インハウスではなくデザインコンサルとしての立場で働きたいと思うようになりました。
サービスデザイナーを志すきっかけ
上記の経験から、さまざまな業界やプロジェクトのもっと上流の部分に関わり、デザイン目線でプロダクトやサービスの戦略を考え、ビジネスとユーザーの両方に価値を提供したいと感じるようになりました。単なるデザインの美しさや使いやすさにとどまらず、ビジネスの成長を支えるデザイン、そして社会的インパクトを持つデザインを実現したいと強く思うようになったのです。
そこで、UXUIデザイナーとしてのキャリアに狭めるのではなく、より広い視野でプロダクト・サービス開発に関わり、ユーザーのニーズをビジネスの成果と結びつける力を持つサービスデザイナーという職種に魅力を感じました。サービスデザインは、ユーザーエクスペリエンスだけでなく、サービス全体の流れやプロセス、ビジネスの目標を一体として考える必要があり、まさに私が求めていた役割だと感じたのです。
Tangityでの新たな挑戦
Tangityに入社して約3ヶ月が経ちましたが、インハウスデザイナーとは大きく異なる環境での新しい発見と学びの連続です。特に印象的な違いと気づきを共有させていただきます。
より広い視野での課題解決
インハウスでは一つのプロダクトに深く関わっていましたが、Tangityでは複数のクライアントのプロジェクトに携わる機会があります。異なる業界の課題に触れることで、業界固有の文脈を超えた共通パターンや、逆に業界特有の違いを発見できることが面白いなと感じています。
また、プロジェクトの上流工程から参画することで、「なぜそのプロダクトやサービスが必要とされているのか」という本質的な問いに向き合う機会が増えました。これは、インハウス時代には既に決定されていた部分であり、新鮮な視点を得られています。
新しい視点での価値創造
特に印象的なのは、クライアントと共に新しい価値を創造していく過程です。インハウスでは既存の制約の中で最適解を見つけることが多かったのですが、Tangityでは、時にはその制約自体を見直し、まったく新しいアプローチを提案することもあると感じます。単なる問題解決だけでなく、新しい機会の発見や創造的な提案を行えることは、大きなやりがいを感じる部分です。
最後に
Tangityにジョインしてまだ3ヶ月、もう3ヶ月。
毎日が学びの連続で、時には戸惑うこともありますが、それ以上にワクワクしながら仕事に取り組めています。特に、多様なバックグラウンドを持つ同僚との対話や、異なる業界のプロジェクトを通じて、デザインの可能性をより広く捉えられるようになってきたかなと感じています。
デザイナーさん大募集
現在Tangityではデザイナー職を積極的に採用しています!サービスデザイン、UXデザインのクライアント業務の経験がある方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?募集要項など詳細はこちら。お待ちしております。
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