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たぴにつき ♯18

8時過ぎくらいに起床。
って、この間、ほんとにいろいろあったんです。

まず、洗面台はあるんですけど、ホースが付いてないから、垂れ流し。


写真じゃ、よくわからないかもしれないんですけど、、、
ビジャビジャそのまま流れていくんです、排水口に向かって。


って、じつは、もうちょっと感じがわかる写真も撮ってるのに、出し惜しんでました、すみません。

こちら。

便座を下げて撮り直したんです。(あらゆる映像はフィクションなのです。)

普段は座ってお手洗いするんですよ。外出先でも、旅先でも。ほんとに。信じてもらえないかもしれないですけど。

でも、環境に人間は多分に影響を受けるんですね。
「キレイに使ってられるか」って気になってくるというか。

それには前段があって、昨日、ほんとに眠れなくて。1時間ごとくらいに起こされたんです。

一番はハエ。来た時、窓が開いていたし、トイレが臭いから入ってきたんでしょうね。
それが寝ていると顔に突撃してきたり、耳に突入してきたり。

その上、めちゃくちゃ寒いんです。電気毛布があったんですが、健康キャラなので「電磁波イヤだな」と思って使わなかったり。
で、毛布は薄いからパーカーとか着て寝たくらいで。

って、この写真だと、温かそうにも見えちゃいますが。
ピンクがちょっとエッチでいいでしょ。

あまりにボロすぎたから、「ないもの」と思っていたエアコンは、
実は思ってた壁の反対側についていて、ちゃんと探せば、そこまで寒くなかったと思うんですが、自分でそうしてしまったところもあり。震えながら寝ていました。

でも、そうしていると、自分の体温が身体を包んできて、「温かくて幸せ」って感じられるようになるんですよね。腹へりすぎると、なんでもめちゃくちゃ美味く感じるみたいな。

とはいえ、トイレは臭いし、
湯舟がないのは仕方ないにしても、シャワーは水だし、、、
と思ってたら、5分後くらいたってお湯も出てきたんですけど。
けっこうな環境で。

なんだか、垢すりタオルみたいなのはエッチな色だし(笑)

「완강기」は「頑強機」で、火事とかの時に脱出するやつみたいです。(※ずっとファジャンシル(トイレ)の表記かと思っていました。最初にこの文章を書いた時、そういう書き方をしてしまいまい、大変失礼いたしました。謹んで訂正いたします。)

けっこう、そんな環境も楽しんでいるところもあり。
トラブルは旅の醍醐味ですから。

もう70年代の「ガロ」というか、つげ義春を通り越して、安部慎一のテクスチャー(肌ざわり)。と書いて、わかる人がどれほどいるか、わからないんですが。

これが外観。「ガロ」でしょ。


ということで、9時くらいには出発。

相馬さんたちは、okuさんが徹夜明けで来たということで、ゆっくり休んでいると思うので、連絡くるまで自由時間。

「書を捨てよ街へ出よう」という時代感。

ソウルは超近代都市ですが、ちょっと外れると、こういう感じが残ってるんですね。
一人当たりのGDPは韓国が日本を追い越したわけですが、格差なんかを踏まえると、全体の経済的な差(インフラというか、環境的な差)はまだあるのかなとも感じますね。
わたしがすごいところに入り込んでしまっただけかもしれないんですが。

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